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ローコスト住宅でよくある後悔は?失敗しないための対処法まとめ

後悔ポイント 2022.05.18

安さと手軽さで、若い世代やリタイア後のシニア世代を中心に人気のローコスト住宅。
しかしその特性をきちんと理解しておかないと、建ててから「こんなはずでは……」と後悔することも。
ローコスト住宅を建ててどんなことを後悔しているのか、起こりうる失敗やリスク、そしてその対処法などをご紹介します。

ローコスト住宅にありがちな後悔や失敗は?

戸建てを1000万円台で建てられるローコスト住宅は、資金に不安のある若年層や、仕事や子育てを終えたシニア層を中心に人気を集めています。

ただし、低価格なのにはそれなりの理由があり、それがローコスト住宅ならではの弱点ともいえます。

ローコスト住宅を建てた方の中には、「事前にもっと確認しておけばよかった」と、不満や悩みを感じているケースも少なくありません。

ローコスト住宅での後悔・失敗は以下のような事例があります。

  • 素材の質が低く安っぽく見えてしまう
  • メンテナンス費用がかかる
  • 住宅性能が低く快適性に乏しい
  • オプション費用がかかり予想より高い金額になった

素材の質が低く安っぽい

ローコスト住宅は建物にかかるコストを削減するために、家のつくりが簡素で、使われている部材や設備も低グレードなもので揃えられています。
そのためどうしても一般的な注文住宅より見劣りしてしまう、安っぽく見えてしまうという難点があり、仕上がりに不満を感じるケースが多いようです。

事前に家の状態をイメージとして伝えられてはいても、実際に建ってみないと具体的な部分まではわかりにくいもの。
引き渡しの段階になってから、「思っていたのと違った」という認識のギャップに後悔するパターンは珍しくありません。

メンテナンス費用にお金がかかる

安価な建材を使うローコスト住宅は、どうしても建物の寿命が短い傾向にあります。
そのため定期的なメンテナンスが必要となるのですが、対応箇所が多く周期も短いため、家の維持のための費用が高くなってしまうという欠点を抱えています。

最初の建築費が安く抑えられる分、その後の維持費(ランニングコスト)が高くなってしまい、思っていた以上の出費に「失敗した」と感じるようです。

一般的な注文住宅とメンテナンス費を比較すると、ローコスト住宅のほうが高くなるというシミュレーションもあり、長く住むほどメンテナンス代が高くなっていく可能性があります。

断熱性などの住宅性能が悪い

最近の注文住宅では、高断熱・高気密を重視し、夏は涼しく冬は暖かいといった性能の高い家が主流です。

もちろんローコスト住宅でも、断熱性や気密性は考慮されています。しかし一般的な注文住宅に比べて簡易的につくられているローコスト住宅では性能が劣るのは確かです。

そのため、住んでみてから家が真夏や真冬の気温に対応しきれていないと気づき、快適性に乏しいと不満を感じる人も。
せっかくの新築戸建てなのに、性能面では賃貸物件とあまり変わらないというのが、後悔となっているようです。

予想よりも高い金額になった

安価に家が建てられるイメージのローコスト住宅ですが、意外なところに落とし穴があります。それが「オプション費」です。

ローコスト住宅は建物の費用を抑えるために、安い建材や低グレードの装備品などを用いて家づくりが行われます。これらを上位のものに変更すると「オプション費」という形で追加費用が発生します。

油断するとオプション費の積み重ねで、総額が思った以上に高くなってしまいます。

また家を建てるにあたっての事務費用や外構工事費など、失念しがちな費用に後から気づくということも。
最終的な額を見て、一般的な住宅とさほど変わりないと後悔するケースが少なくないのです。

【関連記事】注文住宅が予算オーバーしてしまう原因とコスト削減のコツ10選まとめ

耐震性が不安

国の定める耐震基準を満たすローコスト住宅ですが、やはり一般的な注文住宅よりは耐震性・耐久性が劣ります。
そのため地震や大雨、強風などの災害に不安を感じるという方が多いようです。

家の安全性をどこまで求めるかは人によりますが、値段の安さには相応のリスクが伴うことをきちんと理解しておかないと、建ててから「もっと丈夫な家にすればよかった」と後悔することになりかねません。
またオプションなどで耐震性を上げる場合、内容によっては「ローコスト」の枠を超えてしまう可能性もあることを覚えておきましょう。

ローコスト住宅で後悔・失敗しないために注意すべきこと

値段の安さが大きな魅力となり、マイホームの選択肢として検討しやすいローコスト住宅。
しかし実情を理解せずに値段の安さだけを優先して建てると、失敗や後悔、大きな損失につながりやすいので注意が必要です。

では、ローコスト住宅を建てるにはどんな点に気をつければいいのでしょうか。
検討の際の重要なポイントをご紹介します。

なるべく多くのハウスメーカー・工務店を比較する

ローコスト住宅でも住宅会社によって金額はもちろん家の品質や性能、アフターフォローといった内容はさまざまです。

まずはどんなタイプが自分たちに合うか、納得できる会社を見極めることが最も重要です。

そのためには一社にこだわらず、複数の会社から資料や見積りをもらうなどして、十分に時間をかけて比較検討する必要があります。
会社ごとの特色や金額の違い、担当者と自分たちの相性などをもとに、なるべく多くの住宅会社と話をして情報を集めましょう。

実際にローコスト住宅を建てた経験者が周囲にいる場合、話を聞かせてもらうのも有効な方法です。
その際はローコスト住宅のメリットだけでなく、デメリットもしっかり確認しましょう。

集めた情報をもとに比較検討して絞り込んでいくと、信頼のおける自分たちに合う会社が見つけやすくなります。

内覧会に行ってみる

住宅の良し悪しは、やはり自身の目で見て確認するのが一番です。
大手メーカーには展示場などでモデルハウスを公開しているところもあるので、見学に行って直接見てみるといいでしょう。

ただし工務店など小規模な住宅会社だと、モデルハウスを構えているケースはほとんどありません。そのため実際の建物を見学できる機会は、完成見学会やオーナー宅訪問などです。

工務店や設計事務所などでローコスト住宅を検討する場合、建物を見学できる機会を確認し、見学してから決めたほうが失敗が少なくなります。

耐震性を考慮する

安価な建材と簡易的な工法で建てられるローコスト住宅は、耐震性・耐久性という面では一般的な注文住宅に敵いません。
しかし「部屋数を増やして柱や壁で耐震強度を補う」「窓や外壁を丈夫なものに替える」など、リカバリーの方法もあります。

住宅会社がローコスト住宅の安全性についてどう取り組んでいるか、補強を望む場合どれくらいの費用がかかるのかなどを確認しておくと、安心材料となるでしょう。

また、安全性については「住宅性能評価表示制度」を利用して、第三者に性能評価を確認してもらうという方法もあります。
公正な評価が知りたい場合は、利用を検討してみるのもいいでしょう。

アフターケアがしっかりしているか確認する

家は建てたら終わりではなく、そこからが本当の始まりです。
長く安心して暮らしていくためには、定期的な点検やメンテナンスなど、アフターケアが欠かせません。

しかしローコスト住宅の場合、一般的な注文住宅より保証期間が短かったり、フォロー内容が十分でなかったりすることがあります。

経年後のトラブルを避けるためにも、アフターケアについて事前によく確認しておきましょう。
保証内容は住宅会社によって異なるため、会社ごとに内容を比較検討するのも忘れずに。

また倒産や急な経営方針の変更などが起こらないか、住宅会社そのものの経営状況なども調べておくと、より安心できるでしょう。

家の価格に含まれているものを把握する

ローコスト住宅では、価格を抑えるために必要最低限の設備しか導入されていない、標準仕様の内容が低グレード、というケースが多くみられます。
そのため提示される金額の中に何がどれだけ含まれるのか、この点を最初にはっきりさせておかないと、後で思わぬ出費やトラブルの原因になる恐れがあります。

標準仕様の内容と質、またそれらに不足があった場合、変更や追加をするとオプション費がどれくらいかかるのかも併せて確認しておくと、全体的な費用が見えてきます。
最初の金額の安さに惑わされず、総合的な判断を心がけましょう。

コストはトータルで考える

1000万円台という低価格で家が建てられるローコスト住宅ですが、これは建物の建築費のことであり、土地代やオプション費などを含んだ総額とは異なります
さらに、家を建てるには登記などにかかる事務費や家周りの外構工事費など、さまざまな雑費も必要となってきます。

これらを計算に入れ損ねると、後から予算オーバーになったり、節約のために希望とは異なる仕上がりになったりと、不満の残る家づくりになる可能性があります。

また、家が建った後のメンテナンス費や生活に伴う出費など、先々に必要な経費についても考えておく必要があります。
「低価格」が示すものとは何なのかよく確認し、理解してから決断するようにしましょう。

まとめ

ローコスト住宅は重要なポイントさえ押さえれば、費用を節約してマイホームを建てられる魅力的な選択肢です。
ローコスト住宅の情報を広く収集して、後悔のない家づくりをしましょう。

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