ローコスト住宅の低坪単価ランキング!おすすめのハウスメーカーや比較ポイントも紹介
2025.06.14本ページはプロモーションが含まれています。

「注文住宅を建てたいけど、できるだけ費用を抑えたい」
そんな願いを叶えてくれるのがローコスト住宅です。
ひとくちにローコスト住宅と言っても、ハウスメーカーや工務店ごとにその特徴は異なります。
建ててから後悔しないためには、住宅会社の特徴を知り比較することが大切です。
そこで今回は、ローコスト住宅を扱うハウスメーカーの坪単価を下限価格を基準にランキング形式でご紹介します。
Webサイトやミニークの口コミの情報を統計して作成しています。
あわせて住宅会社の比較ポイントも解説するので、ぜひ参考にしてみてください。
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ローコスト住宅とは
ローコスト住宅とは、その名の通り、建設コストや運用コストが一般的な住宅に比べて抑えられた住宅のことを指します。その設計や建設のプロセスは、経済性と機能性を両立させることに重点を置いています。
しかし、「ローコスト」と言っても、「安さだけが全て」というわけではありません。
当然、家としての基本的な機能と快適さが求められますし、安全性や耐久性についても対応を求められます。また、エネルギー効率や環境負荷の低減といった観点から、省エネルギー性能に優れた素材を使うことも重要なポイントです。
ローコスト住宅が可能になるのは、設計段階での無駄の排除、工法や建材の選択、そして建設効率の向上など、様々な工夫によるものです。そして、これらの方法は、低価格だけでなく、一定の品質を確保するためにも役立ちます。
大切なことは「ローコスト」が「安物買いの銭覚悟」にならないよう、しっかりとした品質と性能を確認することが必要である、ということです。ローコストだけを追求し、その後の住み心地や耐久性、メンテナンスのしやすさを犠牲にしては、真のローコスト住宅とは言えません。
ローコスト住宅メーカーを比較するポイント
ローコスト住宅を扱うハウスメーカーを比較する際は、費用や評判はもちろんですが、以下の2点も忘れてはいけません。
- ・耐震性・気密性・耐久性などの住宅性能
- ・アフターサポート体制や保証制度
住宅性能には、耐久性や気密性などさまざまな項目があります。
メンテナンス性や換気性能なども、ハウスメーカーを比較する際に見ておきましょう。
アフターフォローやサポート体制の手厚さ、保証制度の内容はローコスト住宅でなくとも重視したいポイントです。
住宅性能やアフターサポートの詳細は以下の記事にまとめました。
ローコスト住宅の低坪単価ランキング!おすすめのハウスメーカー10選
ではここからは、ローコスト住宅を扱うハウスメーカーをランキング形式でご紹介します。
1位:ジブンハウス(坪単価30万~60万円)

ジブンハウスは、日本のハウスメーカーの中でも「スマホで家が買える」というキャッチフレーズで知られるデザイン規格住宅ブランドです。
ジブンハウスの特長
ジブンハウスは、Webやアプリ上で間取りや外観をシミュレーションできるのが特徴です。規格住宅のセミオーダー方式でコストを抑えつつ、VR体験で完成イメージも確認できます。土地探しやローン相談もワンストップで対応し、若年層や初めてのマイホーム層に人気です。
商品例:79A
79Aは、約24坪・2LDKのコンパクト設計が特徴の主力モデルです。十分な住空間を効率的に配置し、価格を抑えつつもスタイリッシュな外観・内装を実現しています。DINKsや単身世帯、初めてのマイホーム層に人気です。
2位:クレバリーホーム(坪単価40万~60万円)

クレバリーホームは、フランチャイズシステムを採用している木造住宅ブランドです。
クレバリーホームの特長
クレバリホームは自由設計のバリエーションが豊富で、ローコストながら高品質な建材が魅力です。外壁・窓・天井・床は機密性・断熱性・遮熱性とどれも高く、室内を快適に保ちながら光熱費も抑えられます。
クレバリーホームを代表するのが外壁タイルです。雨水で汚れを自動的に流し落とす「セルフクリーニング」機能があるので、メンテナンス費用がかかりません。
アフターメンテナンスも手厚く、最大30年間の保証が付いてきます。ローコスト住宅の不安要素である劣化・老朽化に関しても安心です。
商品例:CXシリーズ
外壁タイルを標準採用したモダンスタイルの自由設計モデルです。優れたコスパとカラーや、質感豊かなタイルバリエーションで個性を演出します。耐久性にも優れ、劣化が少なくメンテナンス負担や光熱費を抑えながら長期にわたり性能を維持できます。
3位:アイダ設計(坪単価40万~65万円)

アイダ設計は「適性価格」をコンセプトに注文住宅を提供するハウスメーカーです。
アイダ設計の特長
アイダ設計は「良い家は高い」という常識を打破するため、一括で最新設備を大量に仕入れ、木材は自社プレカット工場で加工・管理。
土地仕入れからアフターサービスまで自社一貫体制など、あらゆる面でコスト削減に努めています。
こうした企業努力によって、1,000万円台のローコスト住宅が実現可能になりました。
アイダ設計の家は震度7クラスの耐震実験をクリアし、2017年には省エネに長けた住宅を表彰する「ハウス・オブ・ザ・イヤー・イン・エナジー」にて優秀賞を受賞しました。
商品例:ブラーボ・スタンダード2
アイダ設計のブラーボ・スタンダード2は、高品質とコストパフォーマンスを両立した自由設計の注文住宅です。システムキッチンや浴室暖房換気乾燥機など、機能性とデザイン性に優れた設備が整っています。さらに、玄関ドアにはスマートキーを採用し、利便性とセキュリティを向上しています。
4位:タマホーム(坪単価40万~70万円)

タマホームは、ローコスト住宅を全国に広げた大手ハウスメーカーです。
タマホームの特長
タマホームのベストセラー商品「大安心の家」と「大安心の家 PREMIUM」は、2019年に「ハウス・オブ・ザ・イヤー・イン・エナジー」で優秀賞を受賞しました。また、この2つは長期優良住宅に対応。さらなるローコストを実現した「木麗な家」のほか、商品ラインナップも充実しています。長期優良住宅の場合、保証は最長で60年間となるのも大きな魅力です。
国産木材にこだわり、日本の気候に合う木造軸組在来工法を採用。耐震性・耐久性にも優れています
ローコスト住宅でも設計の自由度が高く、希望の間取りにできることも大きなポイントです。
商品例:大安心の家
大安心の家はタマホームが提供する自由設計プランです。耐久性に優れ、オール電化や機能的な設備が整っています。耐震等級3を標準で取得し、ベタ基礎や剛床工法、国産ヒノキ材を採用することで、地震に強い構造を実現しています。
タマホームの口コミ・評判
タマホームさんは、ほかのハウスメーカーなどに比べ、良心的な価格設定だと思いました。標準仕様に満足できるものが多かったので、オプション費などが抑えられたのもありがたかったです。そのほかキャンペーンなども活用して、予想していたより抑えた額で希望どおりの家を建てられました。
私たちの伺ったタイミングがちょうどタマホームさんの決算キャンペーン期間だったのも、運が良かったと思います。あまり高額なオプションなどを付けなかったのもありますが(笑)、それでもいろいろとやりたいことを実現しつつ予算内で収められたので、金額に関しては本当に満足です。
5位:アキュラホーム(坪単価40~70万円)

アキュラホームは、品質・性能・デザインのクオリティにこだわるハウスメーカーです。
アキュラホームの特長
アキュラホームの社長は元大工であることから、職人気質なハウスメーカーとして有名です。
アキュラホームは建材の共同仕入れや自社大工による施工、独自の物流システムの構築といった企業努力で、ローコストかつ高品質な住まいを実現しています。
アフターサービスの「永代家守り」は、アキュラホームがホームドクターとしてきめ細やかなアフターサポートを行う人気サービスです。
商品例:AQ Grand(エーキューグラン)
AQ Grand(エーキューグラン)は、完全自由設計を採用し、空間の有効活用と高性能を両立した注文住宅です。独自の「AQダイナミック構法」により、柱や壁を最小限に抑え、30帖の無柱空間や天井高5.6mの吹き抜けなど、開放感あふれる大空間を実現しています。
アキュラホームの対応エリアは、関東・東海・近畿・中国地方、宮城県です。その他のエリアで建築予定の方は、平屋KINGへお問い合わせください。
アキュラホームの口コミ・評判
やりたいことはいろいろありましたが、とにかく予算内で収めたいのが一番だったので、その点は最初からお伝えして話を進めました。
予算内で!は最後まで外さなかったので、そこを外れることはありませんでした。予算内で色々と提案してくれたので、わかりやすく選びやすかった。
6位:レオハウス(坪単価45万~60万円)

レオハウスは、ヤマダ電機グループが運営するハウスメーカーです。
レオハウスの特長
レオハウスはローコストを追求しつつ、内装、外観の自由度が高い住宅を提供しています。プランによって2LDKのローコスト住宅が1000円台で購入可能です。
木造建築・省エネ・保証など「7つの特徴」を掲げ、高品質ながらリーズナブルな家づくりを提唱しています。最長で60年の保証プランもあるなど、アフターサポートの充実も魅力です。
商品例:RASIO
レオハウスのRASIOは、自由なカスタマイズが可能な注文住宅です。檜の構造体とW断熱・高気密施工により、快適な環境を提供しています。構造躯体・防水・防蟻・地盤の4つの20年初期保証と住宅設備10年保証が付帯しているので安心です。
価格は30坪の場合、建物価格が1350万円からです。
レオハウスの口コミ・評判
予算の都合もあるのですべてが希望どおりとはいかないところもありましたが、なるべくベストな選択となるように考えてくださったと思います。おかげで契約前に大まかな金額や間取りが把握でき、安心して話が進められました。間取りについては契約後にもかなりじっくり打ち合わせを繰り返し、その度に設計士さんが親身になって対応してくださったので、とても満足しています。
7位:ユニバーサルホーム(坪単価50万~60万円)

ユニバーサルホームは、ハイグレードな住宅をローコストで提供するハウスメーカーです。
ユニバーサルホームの特長
ユニバーサルホームの家の最大の特徴は「地熱床暖房システム」です。
「地熱床暖房システム」は、地熱を活かして1年中快適な温度を保ってくれます。このシステムは標準装備なので、追加費用がかかりません。
ハウスメーカーは施工管理を下請け業者に任せることが多いですが、ユニバーサルホームは自社で行い、コストカットに成功。ローコストで質の高い住まいを提案しています。平屋や二世帯住宅、注目を集めているZEH住宅など充実した商品ラインナップも魅力です。
商品例:Nikai-A404 ムダを省いたちょうどいい家
Nikai-A404 ムダを省いたちょうどいい家は、コンパクトながらも快適な暮らしを実現する二階建て住宅です。廊下を最小限に抑え、LDKや個室、収納スペースを効率的に配置。キッチン、脱衣室、浴室を一直線に配置することで、家事動線を短縮し、日々の生活をスムーズにします。
8位:アイフルホーム(坪単価50万~60万円)

アイフルホームは建材メーカーLIXIL(リクシル)が運営するフランチャイズのハウスメーカーです。
アイフルホームの特長
アイフルホームはデザイン性が高い内装が魅力。子ども目線で安心安全な仕様「キッズデザイン」や、営業所に行かずにインターネットで外観・仕様・プランを選択できる「web housing」が注目を集めています。
10年の初期保証にプラスして「最長60年の継続点検」「最長30年の長期保証」を受けることができます。有償メンテナンスが条件となりますが、引渡しから20年目までは無償点検を行っています。
ローコスト住宅を扱うハウスメーカーでここまでの長期保証が備わっているところは多くありません。
商品例:FAVO(フェイボ)シリーズ
アイフルホームの「FAVO(フェイボ)」は、ライフスタイルに合わせて自由設計できる注文住宅シリーズです。子ども目線の安全設計や家事効率を考慮した動線計画など、家族全員が快適に過ごせる工夫が随所に施されています。断熱性能Ua値0.35のダブル断熱仕様や耐震等級3相当の構造を採用し、高い省エネ性と耐震性を実現した住まいです。
9位:アエラホーム (坪単価50万~80万円)

アエラホームは創業55年以上の歴史を誇るハウスメーカーです。
アエラホームの特長
有名な「アルミで包んだ家」は高気密・高断熱性能で、夏は涼しく冬は暖かい快適な住まいを実現します。加えてCO2排出量を削減し、光熱費も抑えられることから省エネ。高性能で環境に優しいことから2019年まで7年連続「ハウス・オブ・ザ・イヤー・イン・エナジー」を受賞しています。
アエラホームのローコスト住宅は「プレスト~さきがけ~」です。主力商品「クラージュ」をベースに、よりリーズナブルな価格帯で建てられます。高気密・高断熱性能もそのまま引き継いでいるのもポイントです。
商品例:クラージュ
クラージュは、最高等級7の断熱性能を誇る高性能注文住宅です。外張W断熱と吹付断熱を組み合わせたダブル断熱工法により、屋根裏まで快適な室温を保ちます。制震ダンパー「MER-SYSTEM」を標準装備し、地震への備えも万全です。
アエラホームの口コミ・評判
もう少しローコストで新築を建設したかったというのが本音ですが、平屋希望だったので、建築面積がどうしても二階建ての家より広くなってしまい、増額に繋がりました。キッチンはどうしてもこだわりのステンレスキッチンがよかったので、それを金額の中で採用できたのは良かったです。
10位:富士住建(坪単価55万~60万円)

出典 : 富士住建
富士住建は「高品質・適正価格」をモットーにローコストな住まいを提案するハウスメーカーです。
富士住建の特長
富士住建は設備メーカーと年間契約を行うことで、質の良い建材を安価で仕入れています。富士住建の人気商品「完全フル装備の家」は、選べる3種類のキッチンや大容量収納など、他社ならオプション扱いとなる設備が標準仕様で備わっています。費用を抑えて質の高い住宅を建てたい人におすすめです。
ベーシックな2階建てのほかに平屋や国産ヒノキを使ったタイプ、ZEH住宅などさまざまな種類があります。幅広いニーズに応えるラインナップが魅力です。
商品例:完全フル装備の家
完全フル装備の家は、100以上の高品質な設備を標準装備した完全自由設計住宅です。キッチン、浴室、太陽光発電システム、エアコン(6帖用5台)、全室LED照明、カーテンなど、通常オプションとなる設備がすべて含まれており、引き渡し後すぐに快適な生活を始められます。追加費用を抑えつつ、安心・快適な住まいを実現できる点が特徴です。
富士住建の口コミ・評判
富士住建さんの決め手は、やはり価格帯ですね。候補に挙げていたほかの会社と比べてだいぶ安かったのと、それでいて標準装備に高価格帯のものが揃っていたので、非常にコスパがいいと思いました。
無駄な広告費を使わない、強引な勧誘をしない、高品質の家を適正価格で販売。この姿勢に信頼性を感じて、富士住建さんにお願いすることにしました。
金額面でも誠実で、最初に言った金額から上がらないように頑張ってくれて、こちらが契約しそうとわかってもオプションを追加してくることはなかったです。大抵、契約後でないと金額の詳細がわからないと聞いていましたが、富士住建は最初の金額から跳ね上がることはなく、安心できました。
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ローコスト住宅のメリット
では、ローコスト住宅を建てる際、どのようなメリットがあるのでしょうか?
以下で、ローコスト住宅ならではの利点を見てみましょう。
費用の負担を減らせる
「費用の負担が低い」というのは、ローコスト住宅最大のメリットです。ローコスト住宅は1,000万円台から建てることが可能で、一般的な注文住宅の相場よりも2、3割安く済むこともあります。(2021年のフラット35利用調査によると、全国の注文住宅の相場は、土地なしの場合で3,569万円)
費用が安いので、資金に余裕のない若年層や子供が独立したあとの世帯など、さまざまな方が購入可能です。浮いた分の費用を土地代に回したり、ライフステージの為の貯蓄に回したりできるので、ライフプランの選択肢も広がります。
工期が短いので移住費用が浮く
建材が規格化されているので「工期が短い」というのも、ローコスト住宅のメリットです。
一般的な注文住宅の場合、着工から完成、引き渡しとなるまでには4〜6ヶ月がかかります。対して、ローコスト住宅であれば、最短3ヶ月程度で引き渡しが可能。
転勤や進学など、「この時期までに入居したい」という希望がある方にはありがたいですよね。また、家が建つまでの期間が短いので、「仮住まいの賃貸料金を抑えられる」という利点もあります。
建て替え・リフォームがしやすい
ローコスト住宅は、建て替えやリフォームもしやすいのがメリットです。
先述の通り、ローコスト住宅は一般的な注文住宅よりも2、3割ほど安い値段で建てることが可能。そのため、「建て替えための資金を溜めておく」ということもできるわけです。住宅ローンの返済に伴う金銭負担が軽いので、思いきった建て替えの決断もしやすいといえます。
また間取りがシンプルにできているため、建て替えまでしなくとも、ライフスタイルの変化に合わせて間仕切りを減らす・増やすなどのリフォームもしやすいです。
ローコスト住宅のデメリット
メリットが目立つローコスト住宅ですが、デメリットがないわけではありません。
ローコスト住宅を建てる前に知っておくべきデメリットについてまとめます。
プランがある程度決まっており自由度が低い
ローコスト住宅では、コストを削減するために建材や設備がある程度規格化されています。そのため選択の幅は狭く、「もっとこうしたい」という家づくりに対するこだわりを活かしきれないことも。
また、使われる部材や設備が一般的な注文住宅に比べて低グレードにあたるため、どうしても見劣りしてしまうという、というのもデメリットです。
耐熱・耐震・耐久性が劣る
ローコスト住宅では、建材や工法などに対してコストの削減を行うため、どうしても一般的な注文住宅より「耐熱・耐震・耐久性が劣る」というデメリットがあります。
国の定める建築基準法は満たしているものの、「来る震災・災害に向けて安心できる家を建てたい」と考えている方には、少々不安が残るかもしれません。
重視したいのは「費用の安さ」なのか、「家の耐久性なのか」など優先順位を付け、自己資金のバランスも考えて決断するのがいいでしょう。
メンテナンス費用が高い
ローコスト住宅は建材や設備のグレードが低いため、一般的な注文住宅よりも短期間でメンテナンスが必要になるケースが多いです。その結果、ローコスト住宅のほうがメンテナンス費用は高く付いてしまう場合もあります。
ローコスト住宅を購入する場合は、ライフステージに合わせた住み替えや建て直しをあらかじめ計画しておくなど、長期的な視点を持つのがおすすめです。
ローコスト住宅が安い理由は?
そもそも、ローコスト住宅はなぜ一般的な注文住宅よりも安い費用で建てることが可能なのでしょうか?その主な理由として、以下の4つが挙げられます。
- ・仕入れの工夫で材料費の削減
- ・設備のメーカー統一、グレードを下げて低コストで提供
- ・シンプルな設計やプランの規格化で材料費・人件費を抑える
- ・広告は極力打たない
ローコスト住宅メーカーは、「建材や設備のグレードを下げる」、「規格化することで人件費を削る」など、家にかかる費用を必要最低限にすることで1,000万円台から買える家を実現しています。
ローコスト住宅が安い理由に関する詳細な解説は、こちらの記事もどうぞ。
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まとめ
1,000万円台でも希望の住宅を建てられるのがローコスト住宅の魅力です。
ただ希望の住宅にするためには会社選びは重要ポイント。注文住宅の失敗談では会社選びをもっとやっておけばよかった…という人も少なからずいます。
多くの方にとってマイホーム購入は人生で一番高い買い物であり、一生に一度のこと。
安いからといって安易に決めてしまって後悔することは避けたいものです。
ローコスト住宅で後悔しないために、安さだけで決めず十分比較検討して、予算内でできる限り要望が叶えられる住宅を建てている住宅メーカー探し出すことが大切です。
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