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注文住宅が予算オーバーしてしまう原因とコスト削減のコツ10選まとめ!

2022.08.11

設計や設備を自由に決められる注文住宅は、予算オーバーになりやすいです。
住宅会社から見積りをもらったものの、思っていた以上の額になってしまった!という方も少なくありません。

気を付けていても予算オーバーになってしまうのはなぜなのか、その原因とオーバーしてしまった際の対策についてまとめました。

注文住宅で予算オーバーしてしまう主な原因

注文住宅は家のつくりを自由に決めることができるため、良いものをつくろうとするほど費用が上がっていきます。
そのため予算のことをしっかり考えて家づくりをしないと、あっという間に予算オーバーになります。

予算オーバーの主な原因となるのは以下のものです。

  • 設備や設計の要望が多すぎる
  • 床面積を広くしすぎ
  • 地盤改良にコストがかかった

設備や設計の要望が多すぎる

せっかくの注文住宅ですから、間取りや内装・設備などこだわってつくりたいものです。
ただ、こだわりが多く・強くなるほど予算オーバーの大きな原因となります。

既存の規格にさまざまな変更を加えたり、オプションとして高グレードの設備や材料を導入したりと、全てのものに対してこだわりを反映させようとすると金額は増える一方です。
外観・外構にもこだわると、さらに費用がかさむことに。

注文住宅だからとよくばりすぎず、自分たちの要望に優先順位をつけて整理するなど、予算を守る工夫を試みましょう。

床面積を広くしすぎる

建築費用の算出方法は住宅会社によって異なりますが、多くの場合は延床面積に比例して金額が高くなっていきます。

延床面積とは、すべての階の面積の合計です。

例えば、1階の面積が50㎡で2階が30㎡の家なら、延床面積は80㎡になります。
廊下や階段は延床面積に含まれますが、吹き抜け・ロフトなどは延床面積に入りません。

2階建て・3階建てというように延床面積を広くしていくと、その分の費用も高くなります。

地盤改良にコストがかかった

予算オーバーの定番原因となっているのが「地盤改良費」です。

地盤改良とは、家を建てる土地の地盤が弱かった場合に地盤補強を行い、適切な状態にする工事のことです。

専門会社が地盤調査を行い、そのデータをもとに改良が必要かを判断します。

改良が必要だと判断された弱い地盤では住宅の倒壊や傾きの恐れがあります。それを防ぐためにも、地盤改良は必要不可欠なものになります。

地盤改良の方法にもよりますが、改良工事費用は一坪あたりの相場が約3〜5万円、総額は60〜120万円となっているので、決して安い金額ではありません。

この費用を失念していると、後から追加費用としてかなりの額が増えることになるため予算オーバーとなってしまやすいのです。

土地取得と同時に、地盤改良工事が必要なのか、必要ならどれだけの費用がかかるのか確認しておきましょう。

予算オーバーした時のために優先順位を決めておく

予算オーバーしてしまったら調整しなければなりません。
そのために考えておきたいのが、家づくりにおける「優先順位」です。

間取り・設備・内装・外観などに対し、あらかじめ「どうしてもゆずれないもの」、「代替またはなくてもいいもの」というように優先順位をつけておくと、予算オーバーした時に調整しやすいです。

住宅会社に相談すれば「予算内でどうすればいいか」ということを提案してくれます。そのおかげで余った部分を別のこだわり部分に当てることもできます。
そのためにも自分たちの優先順位がはっきりしていることが重要です。

【実際に建てた方の体験談】

金額も満足しています。予算内で希望を叶えるために、節約できるところも提案してくれたので助かりました。
例えば、外壁や壁紙などの面積が大きい部分の材質は単価を下げたものを提案してくれたり、棚も造作ではなく可動棚に。おかげでグッと抑えられました。その分、キッチンなどにお金をかけました。
mi_sse7さんの口コミ【フリーダムアーキテクツデザイン】

トミオさんは私たちの希望を理解した上で、予算内で可能ですと言ってくれました。もちろん難しい部分もあったのですが、「ではこういう方法はどうですか?」など、できるだけ実現するための提案もしてくれたんです。
最初は予算額よりも低く抑えられるに越したことはないと思っていたのですが、プランニングを進めるうちにどうしても欲が出てきてしまって(笑)試行錯誤した結果、ギリギリでなんとか収まった感じです。
でもオーバーすることなく希望どおりの家ができあがったので、本当に満足しています。
aya_nj0808さんの口コミ【トミオ】

自分たちにとって「何が必要か、大切か」を前もって家族で相談しておきましょう。
何が必要かがわかると、どこを削減していけばいいか取捨選択がしやすくなります。

注文住宅のコストを削減するコツ10選

予算をオーバーさせずに希望どおりの家を建てるには、上手なコスト削減が不可欠です。

見た目や機能性を追求しすぎるあまり、つい余計な工事を追加していないか見直してみてください。

  • 床面積を小さくする
  • 部屋数を少なくする
  • 和室は作らない
  • シンプルなデザインにする
  • 優先順位の低い設備は既製品にする
  • 水回りの位置をまとめる
  • 収納スペースを減らす
  • 窓の数を減らす
  • 仕上げ材を見直す
  • 照明やエアコンは自分たちで用意する

床面積を小さくする

建築費用は延床面積に比例して高くなるため、延床面積を小さくすればその分の費用が削減できます。

家事動線やライフスタイルなどをふまえ、自分たちが生活する上でどれだけの広さが必要なのかを見直してみましょう。

また、延床面積が同じ100㎡の家でも、1階が70㎡で2階が30㎡の家より、1・2階とも50㎡の家のほうが割安になります。

これは1階を広くすると基礎工事面積が広くなるのに加え、上下階の床面積が違うと屋根工事などが複雑になるからです。
どうしても1階を広くしたい!という強い要望でなければこの点も考慮しましょう。

付けたいオプションがたくさんあって、値段が上がっていくのを見てハラハラしましたが、最終的には家の階数を下げたり、屋根裏収納を諦めて調整しました。
happy_afro_homeさん

部屋数を少なくする

部屋数が多くなると、その分クロスなどの壁材・ドアなどの建材が増えるため費用がかさみます。

そのため部屋数をなるべく少なくしたり、間仕切りなどをなくしてシンプルでオープンな構造にするのもコスト削減のひとつです。

例えば子どもが複数いるご家庭の場合、人数分の部屋をつくらず、本棚などの家具を仕切りに一つの大きめの部屋にすればその分部屋数を少なくできます。
子ども部屋は将来的に空き部屋になる可能性があるため、建築費を抑えつつ部屋を有効に使う一つの方法です。

和室は作らない

実は、洋室より和室のほうがつくる際の費用が高い傾向にあります。
和室は洋室に比べて造作が多く、畳やふすまといったもののほかに、特殊な建材を必要とする場合があるからです。

また洋室よりメンテナンスの手間と費用がかかるため、ランニングコストの面でも割高となります。

どうしても和室が欲しいというこだわりがないのであれば、和室をやめるだけでかなりの費用が削減でき、予算オーバーを回避できるケースも少なくありません。

用途や全体のバランスをみて、和室をつくるかどうか検討しましょう。

シンプルなデザインにする

家は凝ったデザインよりシンプルなつくりのほうが、建築費用を抑えられます。
構造的にも、凸凹が多い家だとその分施工面積が多くなったり補強が必要になったりするので、シンプルな四角いつくりのほうが低コストで建てられるのです。

住んでからのメンテナンス費用を考えてもシンプルなデザインの方がコストを抑えることができます。

1階と2階の面積や形状を統一させる「総二階」で建てると、基礎や柱などの構造部と屋根の工事が最小限で済むため、大幅なコストダウンにつながります。
総二階の家は凹凸の多い家より耐震性にも優れているため、防災の面で見てもお得です。

優先順位の低い設備は規格を見直す

せっかくの注文住宅だからと、設備にこだわってハイグレードのものを揃えたり、住宅会社の標準仕様以外のものを導入すると、予算オーバーになりやすいです。

コスト削減を考えるのであれば、設備品の見直しも視野に入れましょう。

たとえばお風呂やキッチンなどは、同じメーカーやシリーズのものでも、タイプや機能などによって価格が変わります。

どうしてもゆずれない、こだわりたいという部分以外では、グレードを落としたり規格を変えたりして調整してみるといいでしょう。

水回りの位置をまとめる

1階にお風呂、2階にキッチン、各階にトイレというように水回りを分散すると、その分配管が伸びて工事費がかさみます。

各階に設備をつくるなら上下の位置を揃える、水回り設備を隣接させるなど、まとめておくとコスト削減になります。また、隣接していることで家事動線が楽になります。

ただし水回りを1か所に集めるデメリットとして、朝の時間帯など家族の出かける準備で混雑しやすいことがあげられます。
なるべくスムーズに動けるよう、トイレや洗面脱衣所など各設備間をぐるりと回れる回遊動線にしておくのがおすすめです。

収納スペースを減らす

家の中をスッキリ見せたいからと各部屋に収納をつくると、その分だけ棚や扉を取り付ける必要があり、コスト高となります。

収納をあちこちにつくるより、ウォークインクローゼットのように大型の収納をつくって1か所に集約したほうが、部屋が広々と使えて費用も抑えられます。
足りない分をタンスや収納ボックスなどで補うといいでしょう。

ただし、大型収納は間取りと同じように後から調整するのが難しいので、なるべく設計の初期段階から検討する必要があると覚えておきましょう。

窓の数を減らす

窓の数を減らす、または小さくするのも、コスト削減の有効な方法です。窓の数が多いと設置費がかかり、サイズが大きければその分コストもかかります。

また窓は冷暖房の効率にも影響するので、気密性・断熱性を上げて光熱費を抑えるためにも、数やサイズを慎重に考える必要があります。

日差しの強すぎる西側やあまり日の当たらない北側は、窓の数を減らしたり換気用の窓として小さくしたりすると、それだけで十分なコスト削減になります。
日当たりや通風を考慮して配置するといいでしょう。

仕上げ材を見直す

天井や壁、床の仕上げ材は部屋ごとに変えずに統一し、種類を少なくすることがコスト削減の定石です。

「ここは塗り壁、ここはクロス」というように仕上げを統一していない場合、それぞれに専門の職人が必要になり、人件費がかさんでコスト高になってしまいます。

また、素材の種類が増えれば半端材が多く出ることになるので、無駄な費用が増えてしまうことにもなります。

天井と壁の仕上げ材で安いのはクロス仕上げです。クロスだと工期も短く済みますし、経年劣化した場合のリフォームも、安価で手軽になります。

照明やエアコンは自分たちで用意する(施主支給の活用)

家を新しくするにあたって家具や家電も新調するという場合、エアコンや照明などは住宅会社に依頼するのではなく、自分たちで手配するとコストが抑えられます。

家電量販店などでまとめて購入すれば、その分のポイントも付与されるので、コスト削減+お得になるといえるでしょう。

ただしエアコンは夏の繁忙期と重なると、設置手配が間に合わなくなる可能性があります。また気に入った商品の在庫がない場合、取り寄せで時間ががかることも…。
入居と同時に設置できるよう、なるべく余裕を持って手配しましょう。

住宅会社によって異なりますが、エアコンや照明の他にも施主支給が可能なものはあります。自分たちで用意できそうなものなら検討してコスト削減していきましょう。

金額は施主支給などで抑えられたので、概ね想定内に収まりました。
施主支給したのはコンセントやスイッチ、照明や室内窓の窓ガラスです。自分たちで壁の一部を塗装したのも施主支給に入りました。
mugi_0601さん

その他費用を抑えるために、補助金や給付金・減税制度の利用も有効です。

予算オーバーでも削らない方がいいところ

費用を抑えるためにあれもこれもと削ってしまうと、住宅の性能や住み心地に影響を与えてしまう恐れがあります。
予算オーバーになった時に、削らないほうがいいところ、慎重に検討すべきところをご紹介します。

安価な外壁はメンテナンスで割高になることもあり

毎日雨風や直射日光、気温差にさらされる外壁は劣化が早いため、安価な外壁材でつくると色褪せやひび割れ、シロアリ被害などであっという間に傷んでしまいます。

メンテナンスの頻度が上がると、それだけ修繕費用もかかることになるので、コスト削減のためとはいえ外壁の質は安易に下げないほうが賢明です。

最初に丈夫で機能性の高い材質でつくっておいたほうが、長い目で見たときにコストダウンとなります。

また外壁・外観は家の第一印象ともなるので、なるべく美しく保てるようにしておきましょう。

安心して暮らすためのセキュリティ

安心して暮らすためには、セキュリティ機能を充実させることも重要です。

外構に費用をかけたくないからと、フェンスや門を作らなかったり安価なもので済ませたりすると、部外者の侵入を容易くしてしまう原因になります。

外構費用は最初にしっかり予算配分し、あまり削りすぎないようにしましょう。加えて窓を防犯ガラスにする外から目につきにくい部分の窓には面格子を付けるなど、防犯対策も講じておくと安心です。訪問者がわかる画面付きインターフォンの設置も検討してください。

家の快適さを左右する断熱材

高い断熱性能は家の快適さを保つために必要不可欠であり、優先順位の高い機能といえます。

断熱材を安価なものにすると、夏暑く・冬寒い家になってしまうため、ここでコスト削減を図るのは得策といえません。

断熱性能が低いと光熱費がかかるだけでなく、結露やカビによる健康被害の恐れや、家自体の傷みがひどくなる可能性もあります。

また安価な断熱材は耐久性も低いため、メンテナンス費用のことを考えても、最初にしっかりとした品質のものを選んだほうが確実です。

いざという時の安全に欠かせない耐震性

地震の多い日本で耐震性に関わる部分を削るのは、災害時に大きな被害をもたらす可能性があるためとても危険です。耐震性を高めることは、住まいと家族の安全のために欠かせない最優先事項といえます。

建築基準法により、どの住宅会社も耐震規定を満たした家を提案していますが、最低限の備えで災害時にどれだけ耐えられるかは未確定です。

耐震性に関する部分は削らないだけでなく、なるべく高水準の備えをしておくようにしましょう。

あまり性能の良くないものを選んだ場合や本当は必要だったものを削減した場合、建てた時には安く済みます。
ですが、後から結局追加することになった、メンテナンスで費用が多くかかってしまった…ということもあります。
「住んだ後にかかる費用」のことも考慮しながら仕様を考えてみてください。

まとめ

注文住宅のプランニングは、誰もがわくわくすると同時に、予算との兼ね合いで悩むところでもあります。

コスト削減は予算を守るために必要な方法ではありますが、あまり意識しすぎて家づくりが楽しくなくなってしまったら本末転倒です。
自分たちの理想と現実の金額を照らし合わせながら、上手に調整してみてください。

▼注文住宅の費用に関する記事はこちら