注文住宅の見積もりをもらうタイミングや社数を解説!見方や注意点などまとめ

2023.03.30

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注文住宅を建てる際、多くの方が気にするのが費用です。満足な家づくりのためには、納得のいく費用算出が欠かせません。

そこで重要になるのが、住宅会社から提出される「見積り」です。この見積り次第で、家づくりを依頼する住宅会社や家の性能・仕様などが変わってきます。

見積りを提出してもらうにあたって押さえておきたいポイントや、見積り内容の見方、注意点などをまとめました。

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注文住宅で見積もりを出してもらうのはいつ?

注文住宅の見積りには「概算見積り」と「詳細見積り」、そして「最終見積り」の3種類があります。

それぞれどんなタイミングで出してもらえばいいのか、その際に必要な事などをご紹介します。

【概算見積り】施工会社を選ぶとき

概算見積りとは、希望条件や大まかな仕様を基に、ざっくりと算出する金額のことです。

「家づくりをどの住宅会社にお願いするか」という段階の時は、候補としている会社から概算見積りをとります。

概算見積もりを出してもらうときは理想の家を伝えましょう。また「家づくりの総額」を出してもらうように。理想の家づくりにはどのくらいの予算が必要なのか、この概算見積もりで把握できます。

【詳細見積り】複数社の中から1つに絞ったとき

いくつかの住宅会社から相見積りをもらい、お願いしたい会社が絞られてきたら、今度はその会社から「詳細見積り」をもらいましょう。

詳細見積りは住宅の規模・工法・設備・仕様などがおおよそ決まってから算出されます。そのため概算見積りよりも具体的で、現実的な金額が明確になった見積りです。

【最終見積り】契約前の最終確認時

概算見積りと詳細見積りを経て、家づくりをお願いする会社を決めたら、契約前の確認として「最終見積り」を出してもらいましょう。

これは詳細見積り後の追加・変更などを踏まえた見積りとなり、ここで提示される金額が最終金額となります。

自分たちの希望する予算額を超えていないか、見積り内容に不備や漏れなどがないか、住宅ローンの支払計画に無理はないかなど、細かく確認する必要があります。

住宅会社とよく相談した上で契約を決めましょう。

契約しようか悩んでいる会社の見積もり内容に不安がある場合、改めて他の会社にも相談してみましょう。予算を重視して会社選びをした結果、良い会社に巡り合えた好事例の口コミもあります。

たいていの住宅会社は、おおよそのところまでは契約前に確認できても、細かな部分は契約後でないと話が詰められなかったんです。
こちらとしては、契約後に追加で費用が増えるのは避けたいところだったので、どうにか契約前に費用面の不安を解消しておきたいと慎重になっていました。そんな中で「大丈夫ですよ」と言ってくれたのがトミオさんだったんです。

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見積もりで各会社のプランや相場をチェック

相見積もりをとることは家づくりの情報収集にもなります。

「自分達の希望の住宅がどのくらいの相場なのか」「プランはどういった内容か」「どの会社でも共通項目としてあるものは何か」「標準のグレードはどの程度のものか」

こういった情報を知ることで、希望の仕様で予算におさめるにはどの会社がいいのかを絞っていくことができます。

同じ条件でも、見積りに盛り込まれる内容や算出方法は、住宅会社によって異なります。
そのため1つの会社の見積りだけを見て判断するのではなく、複数の会社に見積もりを依頼する相見積りが確実です。比較検討しやすく、より納得した決断ができます。

何社かと話をして、こちらの希望や予算を伝えた上でそれぞれ見積もりをいただきました。同じ条件でも、住宅会社によって金額の上下や工事の可否などいろいろ違いはありましたね。
内装や設備は予めある程度の希望を決めていたので同じ条件で複数メーカーで見積もりした時は、倍以上の価格のところもありました。
もちろん他メーカーにも価格なりの理由があったり同じ条件でも出来ない事があったりと様々でしたが総合して住友不動産が一番低価格で希望に近かったと思います。

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見積もりの内容や説明によって会社や担当者の姿勢を知ることもできます。

見積もりは、最初から希望を踏まえた上で全体の金額を提示してくれたので、とてもわかりやすかったです。営業担当さんも自社で家を建てるご予定で、予算を抑えてもいい部分などの助言をいただきました。
施主支給(施主が直接設備・建材を仕入れること)にも積極的で、少しでも安く手に入るよう一緒に調べてくれたり、メーカーさんに確認してくれたりと、とても良心的。
お金を出せば理想の家ができるのは当たり前ですが、できるだけ予算を抑えながらできるようにいろいろと提案してくれました。

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分かりやすい見積もり内容と、予算を抑えても希望を最大限取り入れようとしてくれる姿勢が見えると信頼できるものです。

何社から見積もりをとったらいい?

相見積もりをとる社数は、3〜5社ほどがおすすめ。

1〜2社だと情報が少なく比較しにくく、5社を超えると情報量が多すぎて選びきれなくなってしまうことも。
自分が判断しやすい範囲で、気になる会社には積極的に見積もりをお願いしましょう。

相見積もりは他社に知らせる

相見積りをする際は、「他社に見積りを出してもらう(もらっている)」旨をあらかじめ伝えておきましょう。

これにはマナーという意味もありますが、値下げをしてくれたり、プランを予算に合わせた形で提示してくれるといった配慮が加えられることがあります。

予算を提示し、色々割引をいただき、予算内にしていただいた。他社の見積もりもお渡しし、他社レベルまで下げていただいた。
他社の見積り額に合わせていろいろ割引もしていただけるとのことだったので、好印象を受けましたね。

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「この会社のプランがいいけど金額が…」という時には、競合がいる旨を伝えることで、予算内に収められる可能性が十分にあります。

シミュレーションサービスを利用して見積もりをとる

それぞれの会社に見積もりを依頼するのは結構手間です。そこで利用したいのが、注文住宅の一括見積もりサービスです。

まだどんな家にしたいか決まっていないという方でも、家づくりの入り口としてこういったサービスを利用してみてください。
サービスによっては家づくりの情報をまとめた冊子などをもらえるものもあります。こういったところでも情報収集ができるので、とりあえず注文住宅に関する情報を集めたい、といったときにもおすすめです。

見積もりを比較するときの注意点

見積りの書式や記載内容は住宅会社によって異なるため、どの会社にどの項目が含まれているか・いないかなど、見比べる必要があります。そこで見積りを比較検討する際のポイントをご紹介します。

同じ条件で見積もり依頼する

数社から相見積もりを出してもらう場合、間取り、仕様、設備などのグレードを揃え、なるべくどの住宅会社にも「同条件」で依頼することが重要です。

同じ条件にすることで比較検討しやすくなり、住宅会社ごとの建物の性能の違いによる金額差や、諸経費の差などが明確になります。

見積もりは納得のいくまで詳細にチェック

見積りをもらったら、各項目に何が含まれているかをしっかり確認しましょう。

本体価格には、家そのものを建てる費用のほかに、照明や壁紙なども含まれるかなどを確認しておきます。ここをあいまいにしておくと後からオプション費がかさみ、結果予算オーバーになる可能性があります。

また住宅会社によっては本体価格の明細を書かずに、「建物一式」とだけ記載するところもありますが、その際も内容に何が含まれているかを確認して記録に残しておきましょう。

なお付帯工事費の算出には現地調査が必要なため、見積りの時点では「別途」となる場合が多いのですが、なるべく最大でどれくらいかかるかを記載してもらうといいでしょう。

契約する前に、見積もりを元に相談・打ち合わせをして納得した上で契約したことで満足のいく家を建てられる可能性はグンと上がります。

【実際に建てた方の体験談】

見積もりを元に何度も打ち合わせを繰り返して、納得のいく契約ができたので満足しています。
施主支給も活用して、予算内に抑えることができました。家を建ててから10年経ちますが、品質が良く、快適に過ごせています。

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予算についてもごまかさず、契約前から設計の細かい相談ができたので、契約後のイメージがしっかり湧いて良かったです。

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見積り金額を判断する際は、標準装備や設備、そして自分たちの希望する仕様がどれだけ織り込まれているかを細かく説明してもらうといいと思います。そこが充実していないと後から増額になる可能性が高く、場合によってはトラブルに繋がるかもしれません。

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このように契約前にもしっかり相談にのってくれる会社もあります。

「すぐに契約してくれればこの金額で!今を逃すと金額上がります…」といった言葉に惑わされず、本当にその内容でいいのか、見落としているところはないか、予算内で更にどういったことができるかなど、しっかり確認していきましょう。

見積もりの金額は最低金額だと考えておく

住宅会社から最初にもらう「概算見積り」は、大まかな算出による金額提示です。たとえば現地での調査を必要とする地盤改良費などは、見積りに含まれないか、あくまでも仮定の金額でしかありません。

そのため概算見積りは必要最低限の金額であり、これ以上に増えることはあっても下がることはないものと考えておいたほうがいいでしょう。

概算見積りの時点で自分たちの予算を超えている、もしくは難しそうだと感じたなら、条件の見直しや住宅会社の選び直しも視野に入れて検討したほうが賢明です。

担当者の対応をチェックする

住宅会社への見積りの依頼は金額を知るだけでなく、会社や担当者の対応を見極めるという意味でも大事なプロセスです。

自分たちの話をしっかり聞いてくれるか、プロとしての提案力や対応力があるかなどを確認し、家づくりのパートナーにふさわしい相手を探しましょう。

そのためにも、不明点はどんどん質問するなど、積極的にコミュニケーションを図ることをおすすめします。
少しでも不安に感じることがあれば、惰性で契約せず、一度冷静になってよく考えてみるといいでしょう。

注文住宅の見積書に記載される内容

見積書の記載内容は、大きく「本体価格(建築費)」、「付帯工事費」、「諸経費」の3つの項目に分かれています。

割合としては、全体費用のうち本体価格が70~80%、付帯工事費が15~20%、諸経費が5~10%となっています。

本体価格(建築費)
(70~80%)
家そのものを建てるための費用。
(基礎構造や設備費、下請け会社の人件費など)
付帯工事費
(15~20%)
建物以外、ガス工事や地盤改良工事費など。
諸経費
(5~10%)
住宅会社の人件費、設計費、また申請手続きにかかる手数料や税金など

見積もりを出してもらう前に準備しておくこと

住宅会社に見積りを出してもらう前に、いくつか準備しておくべきことがあります。

予算や希望条件をまとめておく

既に何社か目星をつけている場合はその会社の見積もりをもらえばいいのですが、まだどこがいいのか決めきれていない時は、どこに依頼すればいいのか悩みますよね。

そんな時はまず自分達の家づくりのこだわりや予算を明確にしていきましょう。

総額いくらまでにするか、また部屋の広さや数、必要な機能などを家族で相談して、優先順位を決めておくことが大切です。

こういったことを決めておくと、その部分を得意としている会社や条件に当てはまる会社を探せるため、絞り込みやすくなります。

自分たちの条件に合いそうな住宅会社を調べる

自分達の理想が見えたところで会社を探し始めたら、インターネットやカタログの取り寄せなどをして各社の特徴やおおよその費用などチェック。さらに候補を絞っていきましょう。

とりあえず住宅誌やネットの情報を眺めるところから始めて、その後、住宅展示場を端からあたってみるなどちょっと無謀なこともしてみましたね(笑)。たださすがにこれは効率が悪いと思い、自分たちの希望に沿う会社に目星をつけて、それから問い合わせをしてというようにやり方を変えて、合計10社くらいに絞りました。
いろんな会社の特徴などを調べながら自分でも家づくりについて勉強して、予算や構造、標準プランのことなど、自分たちにとって優先すべき点を挙げていった感じです。

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展示場などに足を運び実際の建物を見る

モデルハウスや見学会に行ってしっかりその会社の家づくりを確認しておくことも大切です。

家そのものに加え、住宅会社の雰囲気やその担当者との相性も確認しておくといいでしょう。

自分達の理想とする家づくりを叶えてくれそうだと感じたら見積もりを依頼しましょう。

見積書が予算オーバーしたらどうする?

住宅会社から提出された見積り額が自分たちの予算を超えていた場合、まずすべきことは条件の見直しです。間取りや工法、設備など、削除やグレードダウンできるところで調整し、予算に近づける工夫をしましょう。

そのためには、あらかじめ条件に対して優先順位をつけておくのがおすすめです。どうしても譲れないことや必要なもの、逆になくてもいいものや代替の利くものなどを決めておくと、金額調整がスムーズになります。

それでも調整がつかない場合は、住宅会社自体を改めて考える必要もあると覚えておきましょう。

まとめ

家づくりの要となる費用調整。

その第一歩となる見積りは、家を建てたい人とつくる人をつなぐ最初の折衝の場です。後悔のない家づくりのためにも、きちんと納得した上で話を進めるようにしましょう。

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