家のメンテナンスにかかる費用相場は?修繕が必要になる期間も解説

2022.08.26

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家をまだ建てていない段階だと、「家のメンテナンス費用ってどれくらいかかるんだろう?」と不安になりますよね。
この記事では、

・家のメンテナンスにかかる費用相場
・メンテナンスが必要になる時期
・家のメンテナンス費用を工面するコツ


などをまとめます!
これから家を建てる方や、建てたばかりでメンテナンス費用が分からない方は、参考にどうぞ。

家のメンテナンスにかかる費用は?

まずは、家のメンテナンスにかかる費用はどれくらいなのかについてです。

詳しくは後述しますが、家の大規模メンテナンスが必要になる期間は10年です。その際にかかる費用相場は、一般的に「150~300万円」ほどと言われています。

ちなみに、一軒家で15~30年の間に発生する可能性のある修繕費用の参考金額はこちら。

屋根葺き替え100万~150万円
バスタブ交換100万~200万円
雨どい交換30万~40万円
便器交換20万~30万円
バルコニー交換30万円
クロス貼り換え20万円
サッシ交換10万円
シャッター交換15万円

この金額はあくまで目安の数値なので、ハウスメーカーや建築会社に補修にかかる金額はきちんと聞いておきましょう。

また、建築の際にメンテナンスを考慮した建材を選んでおくことで、修理や交換の回数を抑えることができます。

特に交換費用が高いキッチン、バスタブなどの水回りや、窓やサッシは必ず修理・交換を行う日が来るので、耐久性を考慮して設備を選びましょう。ただし耐久性に優れた設備は、初期費用がかさむので、予算内におさまるかどうかも考えどころです。

家のメンテナンスが必要になる時期は?

いつまでも快適な生活を送るためにも住宅のメンテナンスは必須です。どれくらいの期間でのメンテナンスが好ましいのかを見てみましょう。

築10年がメンテナンスの大きな基点

住宅の中でガスコンロIHクッキングヒータートイレのパッキンなどは耐用年数が10年程度のものが多く、その時期に最初のメンテナンスの起点がやってきます。

15年、20年が経過した頃に、外壁や屋根、バスタブやシステムキッチンといった費用がかさむ部位の補修時期が来るので、早いものは早めにやっておく方が無難です。

5年ごとの定期メンテナンスが望ましい

大きなメンテナンスだけでなく、住宅には定期メンテナンスが必要となります。定期メンテナンスを行う期間は、5年毎がおすすめです。

その理由は、

  • ・壁や床のビニールクロスの寿命が5年と言われていること
  • ・シロアリ予防薬の効果が5年ほどで切れてしまうこと
  • ・5年ごとであればカビの浸食を抑えられること

などが挙げられます。

各所のダメージが小さいうちに手を入れることで、修繕費を抑えることも可能です。余力がある時に少しずつ交換やメンテを行い、補修の時期が重なるのを防ぎましょう。

家の外まわりのほうが寿命が短い

住宅の中で一番痛みが激しいのは直接風雨や直射日光を受ける外壁です。
環境や材質にも寄りますが、10~15年くらいで補修等を行うことが多いようです。

外壁の目地、シール材は細かく点検することをおすすめします。それらは防水の役割を担っており、破損していると屋内に湿気が侵入して、屋内の痛みも進行してしまいます。

外壁も汚れたままにしておくと大気中にある酸性の物質が雨でこびりついて劣化を早めますが、時々清掃することでこれをかなり防止できます。

家のメンテナンス費用に関する工夫

家のメンテナンス費用は家全体の分を考えるとバカになりません。
準備せずにいきなりこうした出費があると、家計にも響きますよね。
以下では、家のメンテナンス費用を捻出したり、安くしたりする方法をまとめます。

毎月修繕費を積み立てておく

一軒家を買ったら、必ず発生することになる修繕費用に備え、毎月積立貯金をしておきましょう。

マンションの修繕費と異なり、一軒家では様々なメンテナンス費用が発生するものです。

外壁、屋根、システムキッチンなどひとつの補修で100万円を超えるような部位も複数存在します。

その時になって何百万円というお金を用意するのも大変ですから、マンションの修繕積立金(マンションの共有部分を修繕するために定期的に徴収、積み立てされるお金)にならって毎月積み立てを行うのがおすすめです。

メンテナンスはまとめて行うと費用が抑えられる

メンテナンスは、各所をまとめて行うことで費用を抑えることが可能です。(特に外壁)

屋根の葺き替えや外壁の塗装メンテナンスは足場を組む必要があります。この足場の設置だけでも数十万掛かることもあるので、屋根や外壁などは一緒のタイミングで行うのが望ましいでしょう。

まとめて修繕を行うためにも、日ごろから「家のどの部分が傷んでいるか」をチェックしておくことが大事です。

まとめ

家のメンテナンスにかかる費用相場や時期、費用を工面するコツなどをまとめました。

家のメンテナンス費用は必ずかかるものです。しかし、日ごろから設備の傷み具合をチェックしておけば大規模な修繕にならず、費用を抑えられます。

ただ、メンテナンスに関しては実際に経験してみないとわからないことも多いですよね。

WEBだけでは深い情報が得られないときは、ハウスメーカーが開催するイベントに参加して情報収集するのがおすすめです。

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