注文住宅の見積もり・費用シミュレーションができるサイトと使う前の準備

2024.04.03

本ページはプロモーションが含まれています。

注文住宅は自分の希望を反映して家を建てられることが魅力です。自由に家づくりをできるからこそ、どのくらいの費用がかかるのか、というのはどんな家を建てたいかによって大きく変わります。

理想の間取りプラン同様、建つ家の総額を把握することも家づくりをする上での重要なポイントです。

理想を詰め込んだ家がイメージできても、予算内に収まらなければ実現することはできません。まずはどれだけの費用がかかるのか知ることから始めていきましょう。

まだ具体的には決まっていないけれど大体の金額が知りたい、また住宅ローンの借入可能額や月々の返済がどのくらいになるのか知りたい、という方に注文住宅の費用シミュレーションが無料でできるサイトをご紹介します。

間取りや規格プランから費用をシミュレーション

オリジナルの間取りや規格プランから、費用をシミュレーションすることができるサイトをご紹介します。

タウンライフ家づくり

タウンライフ家づくりでは、注文住宅を建てたいエリアや建設予定地、家族構成や建物の広さ・予算など、建てたい家についての質問に答えてオリジナル間取りプランを取り寄せることができるサービスです。

間取りプラン作成の他、本体工事費以外の諸費用を含めた家づくり見積書の提案も可能です。問い合わせの際に、「住宅ローンやライフプランの相談をしたい」といった内容を記載して資金計画の提案もしてもらいましょう。

タウンライフ家づくりを利用することで、大手ハウスメーカーや地元の工務店を含めた、複数の注文住宅会社からの提案内容を比較できます。
複数社の見積もりを比べることで適正価格がわかり、複数社それぞれに依頼したり展示場などに直接足を運ぶ手間がかかりません。

予算に合わせたオリジナルのプランをプロに提案してほしい、忙しくてなかなか住宅会社を調べる時間がないといった方におすすめのサービスです。

【PR】タウンライフ

【関連記事】

MY HOME MARKET (マイホームマーケット)

MY HOME MARKETは、厳選した満足度の高い住まいを掲載しているポータルサイトです。

厳選した仕様や間取り、デザインがパターン化されているためさまざまなコストを削減・最小限に抑えられ、費用を抑えた家づくりが実現できます。

選ぶことが難しくなりやすい設備やオプションなどもプロが厳選されているので、何が必要か…と悩まず、効率的に理想の住まいを探すことができます。
ハウスメーカーで建てる家を坪単価別に選べるため、予算に見合う家を知ることができます。

また、VRで室内を内覧することもできます。そのため、どのような家が建てられるのか、デザインを直観的に感じ取りたい方にもおすすめです。

気になる住宅商品が見つかったら、間取りや外観、設備をオプションで選び、自分好みの家を作成して本体価格をシミュレーションしていきます。商品によっては設備などの標準仕様が確認できるほか、薪ストーブなどの細かいオプションの設定も可能です。

さらに土地や諸費用を含めた概算シミュレーションもできます。家全体にかかる費用や住宅ローンの返済額なども確認したい場合は、必要な情報を入力してシミュレーションしてみてください。

木の家¥シミュレーター

木の家¥シミュレーターは、自分で好きな間取りを作成し、その概算費用をシミュレーションしたい方におすすめです。

作成した間取りは公開することができ、他の人が作成した間取りを参考にしながら作成することもできます。また工務店からのプラン提案も公開されているので、様々なアイデアを取り入れながらオリジナルの間取りを作ることが可能です。

「新しく間取を作成する」から、図面上に各部屋や設備、家具など位置を決めて配置していきます。簡単な操作で理想の間取り図が作成できます。

図面を作っていくと、概算の建築費が表示されます。「建物仕様」から構造・外観などの仕様を選ぶこともでき、そちらを加味したシミュレーションも可能です。

住宅費用概算シミュレーション

ローコストでシンプルな家づくりを得意とする桑原設計室によって提供されている費用シミュレーションです。

基本構造や性能・仕様、オプションなどの項目を選択して「集計」ボタンをクリックすると目安となる建設価格が表示されます。

全てを選択する必要はなく、どれか一つの項目だけ選択しても価格が表示されます。

こちらのシミュレーションは床面積が30坪(約100㎡)の家の概算となります。そのため同じくらいの床面積で注文住宅を検討中の方で、ざっくりと調べたい方におすすめの費用シミュレーションです。

住宅ローン費用をシミュレーション

続いて住宅ローンの借入額や月々の返済額を調べることができるシミュレーションをご紹介します。

HOME4U 家づくりのとびら

引用:HOME 4 U

HOME4U 家づくりのとびらでは、借入額、または毎月の返済額から費用シミュレーションができます。

建築費用の他、諸費用や土地価格も合わせて家本体にかかる費用を算出し、毎月の返済額や借入額を確認することができます。

建てたい注文住宅のイメージがあり、希望の住宅を建てるために借入金が必要だけど、毎月いくら返済することになるのか。といった疑問があれば、「借入額から」のシミュレーションで毎月の返済額を算出していきましょう。

毎月支払う住宅費用から、いくらくらいの注文住宅が建てられるのかを知りたい方は、「毎月の返済額から」のシミュレーションで借入額や住宅費用を算出してみてください。

また、住みたいエリアによっても土地の価格は大幅に異なります。家を建てる予定のエリアで希望の広さの間取りにするには、どのくらいの土地の予算が必要かが分かるよう、土地の価格相場も調べられます。(こちらのサービスを利用するには会員登録が必要)エリアと予算のどちらの希望にも合うハウスメーカーを紹介してもらえるでしょう。

LIFULL HOME’S 住宅ローンシミュレーター

LIFULL HOME’Sが提供する住宅ローンシミュレーターでは、年収や頭金・年齢などの情報を入力し、購入可能額や借入限度額、月々の返済額をシミュレーションすることができます。

世帯年収や月々の返済可能金額・頭金などから、借入限度額と購入可能額の目安が結果に表示されます。

どのくらいの予算で家を建てられるか確認した場合はこちらから確認してみてください。

月々の返済額を調べるシミュレーションでは、一度に3プランの支払いシミュレーションができます。
金利タイプを3年・5年・10年・15年・全期間固定と選択でき、金利は当初と当初期間以降、ボーナス月の支払い額も設定できます。

さまざまな返済プランをシミュレーションしたい方におすすめです。

費用シミュレーションの前に準備しておきたいこと

費用のシミュレーションの前に自己資金がいくらあるか、住宅ローンを借りるなら毎月の返済額の上限額も決めておきましょう。

また全体としていくらかかるかを知るためにも、注文住宅にかかる費用の基礎知識についても理解しておきたいところです。

自己資金がいくらあるか、頭金としていくら出せるか確認

ここでいう自己資金とは、「諸費用」と「住宅ローンの頭金」のことです。諸費用は、登記費用などの事務手続きにかかる費用を指します。

これらの費用は前もって用意しなければいけないため、注文住宅に捻出できる金額を把握しておきましょう。

住宅ローンを組む場合、頭金をいくら払うかによって返済額が変わるため、初期段階である程度計画しておく必要があります。

国土交通省がおこなった「令和2年度 住宅市場動向調査報告書」では、建物代のみの全国平均では、総額の26.8%を頭金として現金で持ち出している結果になりました。
自己資金はいくらあればいいのかと疑問に思っている方、これから資金を貯めていこうと考えている方は目安にしてみてください。

住宅ローンの返済は「月々いくらまでなら返せるか」で考える

注文住宅を建てる方は、住宅ローンを組んで長期に渡って返済をしていくことがほとんどです。家を建てる際にかかった総額から自己資金を引いた残りの額を住宅ローンとします。

ここで重要なことは、毎月の返済額がいくらまでなら現実的かを調べておき、無理のない返済計画を立てることです。

住宅ローンの借入額の上限は、実際に返済できる額よりも多いことあります。そのため「いくらまで借りれるか」でなく「いくらまでなら返せるか」という観点で調べることが大切です。

毎月の返済額は、住宅ローンの金利や返済方法によっても異なります。借りられるだけ借りてしまった結果、後の支払いで困ることのないように、借入総額に対する自己資金と住宅ローンのバランスについてきちんと考えておきましょう。

【関連記事】

注文住宅の相場・坪単価の目安

2022年度の住宅金融支援機構「フラット35利用調査」によると、建設費の全国平均は3,717万円で、土地込みであれば4,694万円です。

土地込みになると、首都圏では5,000万円以上が平均となり地域によって差が出ています。住むエリアの土地相場も把握することが大切です。

ある程度希望の注文住宅会社が決まっている場合は、坪単価の目安も調べておくとよいでしょう。
坪単価とは、注文住宅会社が建坪1坪あたりにかかる建設費用を割り出しているものです。たとえば、1坪70万円〜80万円と打ち出している注文住宅会社の場合、30坪の家を建てるには2,100〜2,400万円くらいの建築費用がかかる計算になります。

相場を知ることで、どこの地域ならどれくらいの費用がかかるか、この住宅会社ならいくらくらいになるのか目安をつけることができます。

新築注文住宅の費用内訳

注文住宅の費用は「本体工事費」「付帯工事費」「諸費用」の3つからなります。

本体工事費住宅の基礎から本体や設備までの「家全体にかかる費用」
付帯工事費地盤改良費や外構費など「家本体以外にかかる費用」
諸費用登記費用や住宅ローン手数料など「事務手続きにかかる費用」

それぞれの費用の割合としては、本体工事費が総額の7割、付帯工事費が2割、諸費用が残りの1割程度が目安となります。先述した坪単価は、本体工事費の1坪あたりの金額となります。したがって、注文住宅でかかる費用は、建物本体以外のさまざまな費用も加味して予算を組まなくてはなりません。

土地代と建物代のバランス、予算配分を考える

すでに土地を所有しているのであれば建設費用とその諸経費で済みますが、これから土地も購入する方はその費用も忘れてはいけません。

首都圏や交通アクセスのよい立地など人気のエリアはどうしても土地代が高い傾向にあります。場所によってはあっという間に予算オーバーになってしまうかもしれません。

土地に予算をかけて建設費用を抑えることを考えたり、建物に費用をかけて土地代を抑えられる場所を選ぶ必要も出てくると思います。

家づくり全体としてどこに費用をかけるべきかも考えていきましょう。

まとめ

注文住宅の見積もり・費用シミュレーションサイトでは、希望に基づいた間取りプランを作成できるものや、資金計画について提案してくれるものなど、サイトによって特徴が異なります。なかにはVRなどで実際に内覧したかのような体験ができるサイトもあり、イメージが膨らむことでしょう。

注文住宅は自分の希望に沿った家づくりができます。収支のバランスに合った返済計画となるように、いくらくらいの自己資金が出せるのか、また、毎月の返済額についても考えながら、具体的な資金計画をおこなっていきましょう。

【関連記事】

住宅会社の資料請求ができるサービスをもっと知りたい方はこちら。