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埼玉県で地震に強い地域をランキングで紹介!地盤強度も解説

2022.05.20

マイホームの土地選びをする際、地盤強度は重視したいポイントのひとつです。
今回は埼玉県内の地盤の強い地域や弱い地域、地震に強いエリアをそれぞれご紹介します。また、埼玉県の地震リスクについても解説します。
埼玉県内でマイホームの土地探しをしている方は、ぜひ参考にしてみてください。

▼地盤とは?詳しく知りたい方はこちら

埼玉県の地盤と地震リスクはどう?

埼玉県の地盤は、山地・丘陵地が分布している西部が強く台地や低地からなる南東部はやや弱い傾向にあります。

一般的に地震の揺れは、固い岩盤からやわらかい岩盤へ伝わる際に増大するといわれています。そのため、地盤が弱い(=やわらかい)と地震の揺れが増幅され、震度6強以上の揺れが発生する可能性があります。

しかし、大きな地震が発生しやすい=地震リスクが高いとも言い切れません。
地震リスクというのは、揺れの大きさ以外に埋立地の液状化や人口密集による火災など、さまざまな要素から総合的に判断されます。

埼玉県には海がなく、また武蔵野台地大宮台地といった強固な地盤に囲まれているため、神奈川県や東京都などの近隣エリアに比べて地震リスクが低いといわれています。

埼玉県の地震に強い地域ランキング

ここからは、埼玉県内で地震に強い地域を上から順にランキング形式で紹介します。
防災科研「全国地震動予測地図2020年版」を参考に、今後30年以内に震度6以上の地震に見舞われる確率をエリアごとにまとめました。

市区町村パーセンテージ
長瀞町0.1~3%
東秩父村0.1~3%
小鹿野町0.1~3%
秩父市0.1~3%(中部は6~26%)
飯能市3~6%(東部は6~26%)
ときがわ町3~6%
越生町3~6%
小川町3~6%
上里町3~6%
本庄市6~26%
深谷市6~26%
熊谷市6~26%
滑川市6~26%
東松山市6~26%
日高市6~26%
狭山市6~26%
坂戸市6~26%

埼玉県の西部に分布する関東山地や東部の北武蔵台地は、比較的地盤が固く安定しています。そのため埼玉県西部や東部の大地震発生のリスクは低く算出されているようです。

ただし、飯能市付近には「立川断層」があります。立川断層は今後30年以内にマグニチュード7.4程度の地震が発生する危険性が指摘されているため、安心はできません。
飯能市付近に家を建てる場合、耐震性には特に気を配りたいところです。

埼玉県の地震に弱い地域ランキング

次は、埼玉県内で今後30年以内に震度6以上の揺れが発生する確率が高いエリアを紹介します。上に行くほど確率が低くなり、下に行くほど高まります。

市町村パーセンテージ
川越市6~26%(部分的に26~100%あり)
鶴ヶ島市6~26%(部分的に26~100%あり)
入間市6~26%(部分的に26~100%あり)
所沢市6~26%(部分的に26~100%あり)
行田市26~100%
鴻巣市26~100%
北本市26~100%
桶川市26~100%
上尾市26~100%
さいたま市26~100%
志木市26~100%
和光市26~100%
川口市26~100%

さいたま市から東側は、すべての市町村で26~100%の確率が出ていました。
埼玉県南東部には低地台地が多く、特に和光市付近には荒川が流れています。河川近辺は地震発生時に液状化や浸水が起こる可能性があるため、注意が必要です。

ただ今回の資料では、大地震発生のパーセンテージが最大のエリアでも26~100%と、確率にかなり開きがありました。
エリアごとの詳細な地震発生率は、各自治体のハザードマップを見て把握しましょう。

埼玉県の地盤の強さを地域ごとに解説

埼玉県は西部が強く、南東部は不安のある地形です。

ただ、地盤が不安だからといって問題が必ずある、ということではありません。南東部でもしっかりしている場所もあり、逆に強い地盤が多い西部でも、不安要素のある場所は存在します。

それぞれ住みたい地域を見つけたら、そこでどのように対応するべきかを知り、家づくりを進めることが大切です。
ここからは、埼玉県の地盤の特徴について、地域ごとに解説していきます。

【埼玉県西部】高台が多く地盤も固い

埼玉県内で地盤が強いと言われているのは以下の地域です。

  • ・関東山地(秩父市、長瀞町など)
  • ・北武蔵台地(本庄市、深谷市など)
  • ・武蔵野台地(飯能市、所沢市など)

ただ、該当する地域すべての箇所の地盤が良いというわけでなく、地形や歴史、土壌などによっても異なります。不動産会社に確認する、地盤調査を行うなど、納得できる方法で地盤の良し悪しを確認するといいでしょう。

【東部・南東部】荒川低地や中川低地は液状化のリスクあり

平成24・25年度埼玉県地震被害想定調査報告書」内の「相対的な液状化のしやすさ」の結果から、中川低地・荒川低地は地震の際に液状化しやすいというデータが得られています。

中川低地と荒川低地は埼玉県東部・南東部に位置しており、該当する市町村には春日部市、草加市、越谷市、八潮市、三郷市、吉川市、川口市などがあります。

これらの地域すべての場所の地盤が弱いというわけではありません。もし該当の市町村へ家を建てることを考えている場合は、事前に地盤の強さの確認や川の氾濫の危険性などを調べ、納得したうえで進めていきましょう。

首都直下地震の被害予想からも地盤の強さが分かる

30年以内に70%以上の確率で起こると言われている「東京湾北部地震」「茨城県南部地震」を例に挙げ、2つの地震の際の、埼玉県の想定被害状況を見てみましょう。

東京湾北部地震

東京湾北部地震はマグニチュード7.3と予想されており、埼玉県内で液状化の可能性が高いとされている地域は、東部地域と南部地域です。

【最大震度が大きいと予想されている地域】
震度6強:戸田市、川口市、
震度6弱:川口市、さいたま市、八潮市、三郷市、草加市、越谷市、朝霞市

茨城県南部地震

茨城県南部地震も同じくマグニチュード7.3と予想されており、埼玉県内で液状化の可能性が高いとされている地域は東部地域です。

【最大震度が大きいと予想されている地域】
震度6弱:越谷市、春日部市、川口市
震度5強:久喜市、さいたま市、蕨市、川越市

こういった予想からも、中川低地と荒川低地に位置する埼玉県東部・南部は地盤が弱く、地震の際に大きく揺れ、液状化してしまう可能性が高いと言えます。

理想の地盤

地域ごとに強弱のある地盤ですが、地盤の弱い地域と言われる全ての場所が、弱いとも限りません。強い地盤の地域も同様です。

「その場所」の地盤がどうなのか、ということを確認することも大切です。そのためにも良い地盤がどのようなものか知っておくことが必要になります。

理想の地盤は「高い場所にあり、歴史があり、土地そのものが固い」こと。
また地盤には種類があり、その種類によって災害発生リスクが変わるので知っておきたいところです。

まとめ

埼玉県は比較的地盤が強く、安定した土地です。人口過密地帯も少ないため、地震リスクは少ないといえるでしょう。
地盤が弱い場所でも、地盤改良工事や耐震性の高い工法を採用することで地震リスクは減らせます。
せっかくのマイホーム、地震や災害の心配が少ない家を建てて、安心して暮らしたいですね。この記事が家づくりの参考になれば幸いです。

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