火災保険はいつまでに加入すべき?火災保険加入のタイミングについて

家の保険 2025.01.09

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マンションや一軒家を買う際、ほとんどの方が住宅ローンを組みます。そして住宅ローンを利用するときには、火災保険への加入が必須です。特に地震などの自然災害のリスクが高い地域では、火災保険への追加を考慮する人がほとんどです。

しかしながら、マイホーム購入など初めての経験の際、火災保険をどういう手順でいつまでに加入しなければいけないのかわからない人も多いと思いでしょう。

そこで今回は「住宅ローンを組む場合、いつまでに火災保険に加入しなければいけないのか」をわかりやすく解説します。

新築住宅でも火災保険加入は必須

新築住宅の設備は新しく、そのもの自体が原因となる火災が発生する可能性が低いとされています。ですが、新築でも隣の家から発生した火災のもらい火による被害の可能性は全くないということはありません。失火した本人に重大な過失がないかぎり法律上の損害賠償責任は発生しないため、家が焼け落ちてしまった場合、再建に必要な費用は自分で負担しなければなりません。住宅の再建や家具の再購入には大きな費用が必要となるため、経済的な損失が大きくなります。

万が一火災で家を失ったとき、火災保険の補償がなければ、その経済的な損失はとても大きいでしょう。特に新築の家の場合、住宅ローンが残ったまま、新たな住宅を探さなければなりません。
隣の家からの飛び火だけでなく、台風や集中豪雨などの自然災害によっても住宅を失う恐れもあります。火災保険は損害保険の一種で、火事、雷、風水害などの事故による住宅や家具の損害をカバーする保険制度です。住宅の外側にある門・壁・小屋なども含まれます。

大切マイホーム、財産を守る、経済的なリスクを補填する火災保険は非常に重要な保険制度です。
新築の家であっても、さまざまなリスクを考慮しもしもの時の備えとして火災保険に加入することを怠らないようにしましょう。

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火災保険はいつまでに加入すればよい?

火災保険の疑問として多いのが加入するタイミングです。
特に新築物件の購入を考えている場合、あわてて保険を決めることにもなりかねないため、火災保険の加入時期は事前に把握しておきましょう。

火災保険の補償開始日(保険始期日)は、物件の引渡し日が目安になります。引き渡される瞬間に全ての損害に対する責任が自分たちに移るため、火災保険を引き渡し日から適用されるように設定する必要があります。
引渡し前に契約しておき、引渡し日には保険が適用されるようにしておけば安心です。

住宅ローンとセットで火災保険に加入する

住宅ローンを利用する際には、「火災保険に加入すること」が事実上必須となっています。融資が開始される日から完済日まで、1日も途切れることなく火災保険に加入しておかなくてはいけません。

住宅ローンの返済中に火災や水害などが発生し物件が損害を受けた場合、金融機関が貸与額を回収できず貸倒リスクが高まるからです。そのため多くの金融機関では、貸倒リスクを回避するために「火災保険に加入すること」を住宅ローン契約の必須条件としています。

融資開始日にまだ火災保険に加入していない場合、金融機関とのトラブルの原因になる可能性があります。

準備は1ヶ月半~2ヶ月前に

「準備に余裕を持つべきだ」と言っても何日前から準備すればいいのかがわからない方が多いと思います。

火災保険の準備については、1ヶ月半~2ヶ月前から始めるように考えておきましょう。

保険会社への火災保険申込みの際は、各種書類提出やその内容の確認などで数日かかってしまう場合がありますので、2週間前には申し込みができるようにしておきたいところです。

早めに準備を始めることで、万が一のトラブルや問題が発生した場合でも、対処の時間的余裕を確保することができます。引き渡し日や融資開始日など、重要な日程に影響を及ぼすことなく、火災保険への加入をスムーズに進めることができます。

複数の火災保険会社を比較するのが大切

火災保険の会社を決める際に、工務店やハウスメーカーにおすすめされるがままに比較検討せずに保険会社を決めることは避けましょう。

もちろん工務店やハウスメーカーがおすすめしてくれる保険会社が悪いというわけではありません。ここで伝えたいのは提案された保険プランと他の保険プランについても調べて比較検討した方が良いということです。

紹介してもらえる火災保険は高額な商品もあります。そのため自分で選んだ火災保険に加入した方がコストを抑えられる可能性もあるのです。

しかし保険会社と言っても数多くの会社があり、どこの保険会社が一番自分に合っているのかを知るのは大変です。

そんな時に活用していただきたいサービスが「火災保険一括見積もりサイト」です。
一括見積もりサイトを利用すると、希望する保証内容などを入力するだけで10社以上の保険会社から同時に見積りを請求することが可能です。
全ての手続きがオンラインで完結し、無料で使えるため、保険会社を一つずつ選ぶという手間やストレスを軽減することができます。

まとめ

火災保険に加入するタイミングは、引渡し日が最適です。直前で焦ることがないよう、1ヶ月半~2ヶ月前から準備を始めておきましょう。

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