性能と仕様

公開日 2019/10/23

更新日 2019/10/23

スマートハウスとは?新しい住宅の形を学ぼう

スマートハウスは「ITを使って家庭内のエネルギー消費量を最適制御した住宅」と定義されています。
震災以後のエネルギー問題の発生から注目が集まり、住宅会社から様々な仕様のスマートハウスが建てられています。

スマートハウスとは

スマートハウスはエネルギーを賢く使うための住宅です。
そのために、スマートハウスには「創エネ」、「蓄エネ」、「エネルギー制御」といった機能が備わっています。

生活の質を向上させる新しい住宅スタイル

国や企業がスマートハウスの実用化に取り組むようになったのは2000年頃。当時の主な目的は温暖化対策でしたが、その後エネルギー管理ができるものへと発展しました。

当初は消費者からあまり注目されていなかったスマートハウスですが、東日本大震災による電力需給のひっ迫により状況が変化。一気に関心が高まり、本格的な展開が始まりました

スマートハウスを支える機能

スマートハウスには主に3つのエネルギー利用の機能があります。

  • ・太陽光発電システムなどによる「エネルギー創出機能」(創エネ)
  • ・住宅用蓄電池などによる「エネルギー蓄積機能」(蓄エネ)
  • ・HEMSなどによる「エネルギー制御機能」

近年では、電気自動車やプラグイン・ハイブリッド車への給充電設備、PCやスマートフォンからの設備機器の制御機能を備えたスマートハウスも多く存在します。

これらのスマートハウスを支える創エネ・畜エネに関わるアイテムをスマートアイテムと呼びます。

スマートハウスと省エネ住宅の違い

省エネ住宅にも、スマートハウスと同じように創エネ・畜エネの設備は導入されています。
基本的にスマート化は省エネと同時並行で進められます。
なぜなら省エネができなければ、スマートハウスに大きな効果が表れないからです。
断熱性の低い住宅をスマート化しても、結局エネルギーは外に出てしまいますよね。そうなると、いくらエネルギーを創って貯めて制御しても意味がありません。

では何が違うかというと、省エネ住宅は創エネ・畜エネはありますが、エネルギー制御はありません。
このエネルギー制御システムがあるかどうかが、スマートハウスと省エネ住宅の違いです。

住宅で創られ、使われるエネルギーを「見える化」して「制御」することがスマートハウスの核となります。そして、このことが生活をより豊かにしてくれる可能性を高めてくれます。

住宅エネルギーをコントロール、HEMSについて知ろう

現在では、ZEHなどの省エネ住宅をスマート化した商品の展開などをしている住宅会社も多く見られるようになってきました。
スマートハウス自体も、高気密・高断熱などを考慮して建てられています。

スマートハウス検討の際はメリットデメリットを知る

家を賢くするスマートハウスですが、メリットがあればデメリットもあります。
安易にスマートハウスにするより、しっかり自分たちのライフスタイルに合ったものかどうかを確認して、十分なメリットを活かせるか考えて導入を検討しましょう。

スマートハウスのメリットとデメリットを知ろう

合わせて知っておきたい豆知識

利用者と供給者をつなぐスマートメーター

電力をデジタル測定

スマートメーターはデジタル式の電力メーターで、電力をデジタル測定し、通信機能もついています。
スマートメーターにすることで、電力使用の見える化と細かな時間単位での使用量が分かります。
また、自宅で発電している電力を知ることもできます。

スマートメーターの役割

スマートメータの基本的な役割は、家庭や企業など電力を使用する側と、電力会社などの電力を供給する側との間をつなぎ、電力使用量などのデータをやりとりできるようにすることです。

データをやりとりすることで、太陽光・風力発電などが組み込まれた配電網を安定運用し、省エネ化を進めることができます。

進化するスマートメーター

スマートメーターのシステムは、電力メーター検針の経費を削減する自動検針システムと電力会社へのデータ送信システムがベースです。

現在では、契約に伴う配線の接続や切断を遠隔で行なったり、HEMSなどと連動して使用量を把握する、家電との通信を行い節電のための最適化を図るといったこともできます。

また、エネルギーの地産地消に向け、住宅やビル・工場において電力消費と供給を監視、管理することも行なっています。

電力の流れを供給側、消費側の両方から制御し、最適化できる送電網、スマートグリッドによる地域社会の構築にもスマートメーターは必要不可欠なのです。