15坪の小さな平屋の間取り例を紹介!シニア夫婦や一人暮らし向けの住宅

平屋 間取り 2024.08.05

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「少人数で住むから小さな家にしたい」「建設コストを抑えたい」と思ったことはありませんか?

一般的な家に比べて狭小住宅と言われる15坪の平屋は、子供のいない夫婦や、一人暮らしの方に向いた広さと言えます。

今回は、15坪の小さな平屋のメリットや間取り実例、建設費用を解説します。コンパクトながらも快適な家にすることはできます。ぜひさまざまな事例を参考にしてみてください。

15坪の平屋はどれくらいの広さ?メリットは?

15坪は「約30畳・約50㎡」となり、1LDK〜2LDKの間取りプランを組むことが多い広さです。

国土交通省が発表している「居住面積水準」によると、2人夫婦が都市部で快適な暮らしをするために必要な面積は55㎡、都市部以外なら75㎡となっています。単身世帯なら40〜55㎡です。

4人家族で暮らすには狭く感じますが、夫婦2人やまだ子どもが小さい家庭、また一人で暮らす住宅としては十分な広さと言えます。

特に老後の夫婦にとっては、15坪のコンパクトな平屋はメリットも大きいです。
平屋であれば階段を作る必要がなく、バリアフリー設計がしやすくなります。また無駄な空間がなくなり、部屋間の移動距離が少ないこともメリットになるでしょう。

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15坪以下の家を建てるのにかかる費用は?

15坪以下の家を建てるのには、いくらくらいの費用がかかるのでしょうか?実際に15坪以下の住宅を建てた人へミニークで独自調査を行ったところ、以下の結果となりました。

「15坪以下の狭小住宅を建てるのにかかった費用アンケート」(20〜60代の男女33名、インターネットによる調査、2022/6/21〜6/28)
【1000万円〜1499万円】→12人、【1500万円〜1999万円】→7人、【2000万円〜2499万円】→6人、【〜999万円】→4人、
【3000万円以上】→3人、
【2500万円〜2999万円】→1人

1,499万円以内で建てられた人が最多となり、約7割の方が2,000万円以下で建てられたと回答しています。

15坪という広さが許容範囲であれば、費用を抑えてマイホームを手に入れたい方は検討の価値があるかと思います。

15坪の平屋の間取り例紹介

ここから15坪の平屋の間取りご紹介していきます。

1LDKの間取り例

約16畳の広々としたLDKと、広いウォークインクローゼットを設け抜群の収納力を誇る、1LDKの事例です。

坪数15.7坪
延床面積52.17㎡
費用1,499万円
建築会社クレバリーホーム/住生活研究所

出典:SUUMO

住空間を余すことなく使うために、廊下を限りなく少なくし、広々としたLDKと収納スペースを確保されています。

LDKにタタミコーナーを設けて空間にメリハリをつけたほか、来客時の寝泊りスペースとしても活用できます。

寝室にはオープン収納とクローズド収納の両方を採用。ハンガー収納によって洗濯物を畳む時間を無くし、家事楽に繋がっています。ウォークインクローゼットは3畳超えと抜群の収納力を誇り、季節家電などの大型の荷物もしまえるので、すっきりとした室内になります。

2LDKの間取り例

和モダンをコンセプトにした、通り土間のある2LDKの事例です。

坪数15.2坪
延床面積50.30㎡
費用1,500万円
建築会社木のすまい工房

出典:SUUMO

玄関を開けると土間キッチンがお目見え。帰宅時に重い荷物をすぐに置ける動線となっています。廊下はなく、無駄なスペースは一切ありません。

住宅密集地の平屋であるため、採光面にも一工夫。勾配天井には高窓を採用し、明るく開放的な空間となりました。各居室は室内窓で繋がっており、家族の気配を感じられます。

収納を各部屋に設置し、居室空間も確保されているので、一人の時間もゆっくりと過ごせそうですね。

2LDK・ロフト付きの間取り例

モダンインテリアの2LDKロフト付きの事例です。

坪数14.29坪
延床面積59.17㎡
(1階:47.25㎡)
(ロフト:11.92㎡)
(テラス:9.45㎡)
建築会社TALO東京

出典:TALO

テラスと一体化した、オープンな土間玄関を採用。薪ストーブを設置し、寒い季節は効率よく室内を暖めます。廊下もなく無駄なスペースをカット。ペニンシュラ型キッチンで開放感のある空間になっていて、動線もスムーズです。

居室の階段を昇ると、ゆとりあるロフトへと繋がります。よって、1階は大きな収納スペースを設けず、住空間を最大限生かした平屋となっています。

紹介した間取りは、小さな空間でも住む人の希望に沿った特徴ある家づくりをされています。
理想の家は住む人によって変わるため、物足りないと感じたり、この間取りもいいけどもうちょっと変更したい!と思われることもあると思います。

家づくりをスムーズに進めるためには、理想の家の間取りプランでどれだけの費用がかかるかを知ることが大切なことです。そのことを知るためにもあなただけのオリジナルの間取りを提案してもらいましょう。
タウンライフなら簡単に間取りや見積もりを作成し、送ってくれます。まだ土地も決まっていないという方には土地探しもしてくれます。

少し広めの間取りも紹介 | 18坪・1LDK平屋の間取り例

ナチュラルテイストの、回遊動線のある1LDKの平屋です。

坪数18坪
延床面積59.62㎡
費用1,099万円
建築会社こだわり工務店 そうしん

出典:SUUMO

南西に位置した大型の掃き出し窓からは陽光が降り注ぎ、明るい室内が叶えられています。

キッチン横に便利な大型のパントリーが設置され、すっきりとした空間に。

玄関ホールには、トイレ間のデッドスペースを利用してオープンクロークを設置。
廊下から寝室、LDKへと回遊できる間取りにし、動き回りやすい家事動線となっています。

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注文住宅を建てた後で後悔したことの中に「もっと住宅会社を比較しておけばよかった」という声も多くあります。
またミニークへ寄せられた体験談には、「情報収集はしっかりやっておくべき」というアドバイスもとても多いです。

後悔しない家づくりのためには、いくつかの住宅会社の情報を仕入れることは必須条件と言えるでしょう。

「ネットで平屋住宅を扱うハウスメーカーの情報を調べたけど、実際どこに問い合わせたらいいかわからない…」という人には、まずは一括請求サービスがおすすめです。

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15坪の平屋の間取り工夫

15坪の小さな平屋でも窮屈に感じないようにするためには、収納スペースの工夫、縦の空間を広くして開放感を感じられるようにしたり、無駄なスペースを省くといった間取り設計が必要です。

ロフトを設けて収納を作る

床面積を増やすことなく収納スペースをつくるのにロフトがおすすめです。居住空間を最大限に活用するために、縦の空間を利用します。

特に狭小住宅において、収納の確保は重要な課題です。家族構成やライフスタイルによってもさまざまですが、物量に合わせて収納場所を作らなくてはいけません。居住スペースに広さが欲しい場合は、ロフトを設けて収納を確保するとよいでしょう。

ロフトは収納スペース以外にも、子供の遊び場や趣味の部屋、来客時に寝泊りしてもらう居室としても活用できます。

天井を高くする

1〜2暮らしにとって十分な広さといえど、15坪という空間では狭さを感じるかもしれません。そこで、天井を高くする工夫がおすすめです。

平屋は、2階部分がないため天井を高くしやすいメリットがあります。メリットを最大限生かしましょう。空間に奥行きが生まれ、狭さを感じにくくなります。

また、高くした天井近くに窓を設置するアイデアもあります。開放感や採光を得ながら、外からのプライバシーも守れます。

玄関、廊下は最小限のスペースに

玄関や廊下は通過空間と言われており、外出時くらいしか利用しないことがほとんどです。15坪という限られた空間のため、玄関・廊下は最小限のスペースに抑えましょう。普段は使わないので、ここに広さを設けるともったいないスペースになってしまいます。

玄関は最小限とし、いっそのこと廊下をなくしてしまう選択肢もあります。そうすれば、LDKなどの団欒スペースや収納スペースを広くでき、より快適な住空間となるでしょう。

現在、そして将来のライフプランを考えて検討する

15坪の平屋を建てるなら、現在、そして今後の生活スタイルを考えて検討していきましょう。

自分たちの生活スペースを確保するだけではなく、どのような暮らしをしたいかも考える必要があります。

子どもや孫、友人など頻繁に来客がある、趣味のスペースや収納スペースを多く必要とするなど、ライフスタイルによっては空間が足りなくなってしまうケースも出てきます。

また、シニア世代になると便利な生活動線も変わり、バリアフリーの家が最適です。数十年と長く住む家ですから、将来のライフプランも見据えた、住み心地のよい家をじっくり考えていきましょう。

まとめ

小さな家である15坪の平屋でも1人で住むのには十分な広さと言えますし、夫婦2人で住むことも十分に可能です。土地代・建築コストが下がるほか、光熱費を抑えられるため、メリットもあります。

もちろん住む人によって必要な広さは変わります。
来客が頻繁にある場合や、収納を多く持ちたい時などはその分のスペースがどれだけ必要かも考えておきたいところです。

広さを気にしない方でも15坪はやはり狭いかな…と感じてしまうこともあるでしょう。そんな時は空間をできる限り広く使う・広く見せる間取りの工夫が必要です。どうしても足りなければ少し坪数を広げていきましょう。

紹介した間取りの中にいいと思うものがあればぜひ参考にしてみてください。やっぱり15坪だと足りないと思うかもしれませんし、十分快適に住めそうだと思えるかもしれません。
ある程度理想の間取りがイメージできたら住宅会社をある程度絞って、詳細プランを考えていきましょう。

自分たちのライフスタイルにとって快適な住宅になるように、今後のライフプランを見据えて素敵なマイホームにしてくださいね。

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