今話題のプレハブ住宅って?メリット・デメリットや価格帯も徹底解説

狭小住宅 2024.07.01

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プレハブというと、多くの人は仮設住宅を思い浮かべるかもしれませんが、生産効率を追求する現代社会において、大手ハウスメーカーによって採用されており、一般的な選択肢となっています。
工場生産による高品質で安定した構造は、プレハブ住宅が持つ魅力の一つです。
今話題のプレハブ住宅について、そのメリット・デメリットと相場などについて深く調べてみましょう。

プレハブ住宅とは?

プレハブは、Prefabrication(事前製造)を短縮した言葉であり、毎年平均15万から20万戸のプレハブ住宅が建設されています。

プレハブ住宅は、通常の建設方法とは異なり、壁や天井など主要な部分をあらかじめ工場で製造し、現場で組み立てる手法のことです。

この工程管理は、主要な組立作業が工場内で行われるため、天候によって左右されることはありません。そのため、状況による遅延や予期せぬトラブルの可能性が低くなり、予定通りのスケジュール建設作業が進行することが魅力です。

厳密な工場制作・生産管理の下で、営業から設計、製造、施工、そしてアフターサービスに至るまで、すべてが一貫した生産供給体制によって運営されています。

プレハブ住宅のメリット

「プレハブ住宅って何?」という疑問に対して理解が徐々に進んできたと思います。
それでは、次にプレハブの家での生活が実現する以下のメリットについて、ご説明します。

コストが低い

プレハブ住宅の主なメリットの一つとして、低価格性が挙げられます。
プレハブ工法では、一部の作業工程が工場の機械によって行われるため、人件費等のコストを全体的に削減することが可能です。
材料費自体は一般的な住宅とはさほど変わりませんが、人件費と設備費を含めた総コストでお得になります。

工期の短縮

プレハブ住宅の建築方法は、工場で規格化された部品を製造し、それを現場で規格化されたパーツを組み合わせるだけで住宅が完成します。そのため、現場で必要な作業量が大幅に少なくなります。
通常の住宅建築と比較すると、一般的に工事が必要な期間を大幅に短縮できます。

品質が安定している

プレハブ住宅は、部材のカットなどの大部分の作業が工場内で実行されます。
これにより、現場では既に標準化、規格化された部材の組み立てだけを行っていれば良いことになります。
工場の生産ラインによる精度の高さ、現場での簡素な組み立て作業の組み合わせが、住宅建築全体の品質と効率を向上させる重要な要素です。

プレハブ住宅のデメリット

コストや工期スピードに優れるプレハブ住宅ですが、当然欠点も存在します。
続いてはプレハブ住宅のデメリットについてご説明します。

リフォームが難しい

プレハブ住宅は、建築基準法などの各種法規に従って製造・設計され、多くの場合特別な許可を受けています。
そのため、住宅完成後にリフォームなどの設計改変を行うことが困難な場合があります。
内装のシンプルなリフォームなどは可能ですが、間取りの変更や構造に関わる改修など、骨組み(壁、床、天井、屋根、基礎など)に関わるリフォームを行う場合、一般的な建築様式の住宅に比べて技術的に困難さが高く、リフォーム費用も高騰するという欠点があります。

設計の自由度が低い

プレハブ住宅は、標準化・規格化された部材を使用するため、個別のデザインやカスタマイズが難しいというデメリットがあります。
また、選べる住宅タイプのバリエーションが限られており、土地の形状や観点に応じた自由度の高い設計ができないという欠点もあります。

施工業者が制限される

プレハブ住宅の建築・施工は特殊な技術を必要とするため、メーカー専用の施工業者がそれを担当します。
その結果、施工業者の選択が制限されてしまいます。
一般的な注文住宅と同じ感覚で相談しても、プレハブに住む上での理解はしてもらえない場合もあるかもしれません。
たくさんのハウスメーカー・工務店から、プレハブ住宅の建築・施工ができる会社を選択しなければならないため、その点もデメリットと言えます。

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プレハブ住宅の価格相場

簡素なプレハブ住宅なら80万円程度です。
しかし、実際に住むとなるとあまりおすすめはできません。
住まいとして充実した環境を目指す場合のプレハブ住宅の価格帯は、500万円程度のプレハブ住宅を基準に考えるとよいでしょう。
長期的に暮らすことや、家族全員が不自由なく快適に暮らせるようなプレハブ住宅を建てるとなると、中には1000万円を超えるケースもあります。

プレハブ住宅を提供しているハウスメーカー

ここでは、実際にプレハブ住宅を扱っているハウスメーカーを2社紹介します。

積水ハウス

積水ハウスは、環境保護に積極的に取り組んでいます。また、軽量鉄骨造と重量鉄骨造の建築手法の進化に注目しています。

積水ハウスは、プレハブ住宅が一般的に「品質は高いけど既製品である」というイメージを覆し、「自由設計」と「コンサルティング・ハウジング」を基本に、最適な住まいを提案してくれます。コストを抑えつつ、家づくりをより自由で楽しいものに変えたい人々にとって理想的な選択肢と言えます。

ミサワホーム

ミサワホームは、32年連続でグッドデザイン賞を受賞し、シンプルなデザインが、住む人の愛着を生み、永く住み継がれる住まいづくりを提供しています。
ミサワホームのプレハブ工法は50年以上の歴史があります。「プレハブらしくない住宅」として人気があります。
木質系のプレハブを検討している人はミサワホームがおすすめです。

プレハブ住宅を選ぶときのポイント

最後に、今までのメリット・デメリット等を踏まえて、プレハブ住宅を選ぶ時のポイントについて説明します。

実現したいプランに適した工法を選択する

一口に「プレハブ住宅」と言っても、鉄鋼系か木質系かなどによって特徴が異なります。
自分たちが理想とする住まいに最も適したプレハブ住宅は、どの構造・工法なのか、しっかり理解するのが大切です。
それぞれの工法に特徴があるため、耐震性、耐火性、遮音性など、ご自身の重視したい重要点を実現するために適したプレハブ工法を選択することが重要です。

プレハブ住宅の種類

プレハブ住宅といってもいくつか設計の種類があります。
以下にプレハブ住宅の種類を4つ紹介します。それぞれの特徴や良さがあるので、自分に合ったプレハブ住宅の種類を選択してみてくださいね。

木質系プレハブ住宅

木質系のプレハブ住宅は、その名称からも分かる通り、柱や梁、床などの主要な部分に木材を大量に用いた住宅を指します。一軒家によく見られる木造住宅と、特徴が似ています。
木質系のプレハブ住宅の主な利点は、木材のカットやパーツの組み立てといった工程がすでに工場で完了され、現場に届けられることにより、通常の木造住宅に比べて建築時間が大幅に短縮される点です。

また、その素材の感触、優れた断熱性、調湿能力からくる快適な住環境は、住み心地の良さとして広く評価されています。

コンクリート系プレハブ住宅

コンクリート系のプレハブ住宅は、コンクリート部品が工場で製造・加工され、その後現場で組み立てられる住宅を指します。
このタイプの住宅は断熱性、遮音性、耐火性に優れ、長期間にわたる使用が可能です。
柱や梁などの部品を組み合わせる方法だけでなく、工場で加工したコンクリートブロックを積み重ねて建てる方式もあります。

ユニット系プレハブ住宅

ユニット系プレハブ住宅は、鉄骨フレームで構成されたボックス型の部材を工場で製作し、そのユニット部材を現場で組み立てる建築方法を特徴とします。
箱型になったユニット部材は、文字通り箱を積み重ねるような形で建物が構築されます。
そのため、他のプレハブ住宅と比較して、大部分の工程を工場内で完了でき、その結果、生産効率が高くなるという利点があります。

鉄骨系プレハブ住宅

鉄骨系プレハブ住宅は鉄骨によるフレーム構造(ラーメン構造)を特徴としています。
工場では主要な構造体が組み立てられ、その後現場では壁や床などのパネルを取り付けて完成形に近づけます。
鉄骨には軽量鉄骨と重量鉄骨の二種類が存在し、通常住宅で用いられるのは軽量鉄骨です。建物が高層になると強度が求められますので、地震に対する耐性が必要となる建物では重量鉄骨が選ばれます。

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事前に地盤調査を行う

地盤調査は、土地の地盤の状態を調べることです。
地盤の強度を調べることで、地盤が家の重量を支えられるか、地盤が弱い場合はどのような対策をすれば住宅が安定するか知ることができます。
地盤調査をおこたると、建物が頑丈につくられていても、地の弱さが原因で家が沈下したり、傾く危険があります。大切なマイホームを守るためにも、事前に地盤調査はしっかりと行うべきです。

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まとめ

いかがだったでしょうか。
本記事では、プレハブ住宅の種類・特徴と、メリット・デメリットについて説明しました。
選ぶ際の重要なポイントについても参考にしていただければ幸いです。
プレハブ住居というと、どうしても狭いイメージや簡易的なイメージが先行してしまいますが、実際はそうでもありません。
早めに入居したい方や、工場生産で一定の品質保証がされるプレハブ住宅に興味を持っている方は、選択肢のひとつとしてぜひ検討してみてはいかがでしょうか。