注文住宅の設計料の相場はどれくらい?ハウスメーカー・工務店・建築士それぞれを解説
2024.08.06本ページはプロモーションが含まれています。
注文住宅で家を建てるにはさまざまな費用項目があります。そのうちの一つに設計料があります。
設計はハウスメーカーや工務店の他、設計事務所に別で依頼することも可能です。どこに設計を依頼するかによって設計料が異なります。
「注文住宅の設計料ってどれくらいかかるの?」「どこに頼めばいいの?」と悩まれている方に向けて、今回の記事では注文住宅の設計料の相場についてご紹介します。これから注文住宅を建てようと思っている方はぜひ参考にしてください。
国土交通省が設定している設計料の算出方法
設計料は国土交通省が定めたガイドラインがあります。
建築:設計、工事監理等に係る業務報酬基準について – 国土交通省
設計業務を行う人の人件費、設計業務に直接必要となる費用や出張費や特許使用料等も含まれます。
また技術料として、技術力や創造力、業務経験や総合企画力・情報の蓄積等の対価としての費用も加味されます。
特殊な設計を行う必要があったり、うまくまとまらず時間がかかってしまう場合などは設計料が増える可能性があることは覚えておきたいポイントです。
注文住宅の設計料相場を紹介!
注文住宅の設計料の相場について、ハウスメーカー・工務店・建築事務所ごとにご紹介します。依頼先や仕様によって変動しますが、一般的にかかる費用がいくらくらいかをご紹介します。
ハウスメーカー・工務店
ハウスメーカーや工務店など施工も行うところでは、設計料は工事費全体の2~5%と言われています。1000万円であれば20~50万円が設計料にとして算出されますが、工事費用に含めて「設計料」という項目としては出さない住宅会社もあります。
設計料自体が無料ということはないはずなので、もし見積もりに含まれていなければ、別途かかるのか工事費に含まれているのか確認しておきましょう。後々設計料についてトラブルにならないように事前に確認することが大切です。
ハウスメーカーや工務店は、規格化された注文住宅プランで家づくりを行うこともしばしばあります。そのため設計料を抑えることができますが、この場合設計の自由度が低くなってしまう点も覚えておきましょう。
設計事務所
設計事務所の設計料は工事費全体の10%~15%が相場です。1000万円あたり100~150万円程度の設計料がかかることになります。
各事務所によって料率が異なり、同じ事務所でも工法によって料率が変わることもあります。まれですが、施工床面積に対して一定額(1坪5万円など)で算出する設計事務所もあります。
ハウスメーカーや工務店と比べると高いですが、一から自分の要望を叶えられたり難しいデザインを設計してくれたりするのがメリット。高くなってもその分の価値があると言えます。
その反面、家が完成するまでに数年かかることも珍しくありません。早く入居をしたい人はハウスメーカーや工務店が合っているでしょう。また、ついつい要望を盛り込みすぎると予算オーバーになることも少なくありません。
納得の家づくりのために依頼先を考える
設計料の相場だけを見るとハウスメーカーや工務店に依頼した方がお得に思えます。ただし場合によってはハウスメーカーや工務店でも設計料が高くなることがあります。
これらの住宅会社は規定のパターンがあることで設計料を低く設定できますが、フルオーダーで一から設計する場合は設計事務所と同じような金額になってしまう可能性もあります。
家づくりは自分たちが納得できるものにするのが重要です。規定の住宅商品で満足できる家づくりができそうであればハウスメーカーや工務店に、気に入る住宅商品がなくゼロから自分たちの理想の住宅をつくりあげたい場合は設計事務所に依頼するといったように納得の家づくりができるところへ依頼しましょう。
家づくりについてある程度要望が決まっていれば、タウンライフの家づくりで間取りプラン作成を依頼するのもおすすめです。
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