性能と仕様

公開日 2019/03/15

更新日 2019/10/23

丈夫で長持ち「長期優良住宅」という選択

「良い家」とはどんな家を思い浮かべますか?

一口に「良い家」と言っても判断材料は多岐に渡ります。

何を基準とするかによっても人それぞれですし、また判断するために、どんな性能があることが良いのかなど、様々な知識も必要です。

「優れた住まい」ということに基準を設け、
様々な観点から総合的に判断され国からのお墨付きの住宅が長期優良住宅。
「良い家」の判断材料のひとつにしたい住宅です。

「良い家」ってどんな家? 判断材料は多岐にわたる

多くの人にとって一生に一度の最も高い買い物であるマイホーム。
失敗しない「良い家」を選ぶには何を基準にすればいいのでしょうか。
間取りや立地、性能、デザインなど、その判断材料は人それぞれ。
後悔しない住まいを選ぶには、漠然としたイメージを具体化していく必要があります。

「良い家」は耐震性や耐久性だけじゃない

「良い家」の具体例としてよくあげられるのが、災害や経年劣化に強い「耐久性」と「耐震性」に優れた家。
ただ、頑丈であることはもちろん大切ですが、長く住めば内装の補修や、ときには家全体の改修が必要になる場合もあります。そのためライフスタイルの変化に柔軟に対応できるということも、良い住まいの条件の一つと言えるでしょう。

生活を豊かにする長期優良住宅

自分の理想の内装や間取り、外観などはマイホームづくりにとって欠かせない要素ですが、
家は何と言っても、長く安全に暮らせるかどうかは確実に必要なこと。
ではどんな家が長期に渡って安心安全に暮らせるのか、一般の人がそれを指定することはなかなか難しいものです。そこで長期優良住宅という認定制度があります。
長期の安心や保証を考えるなら長期優良住宅であることを確認しましょう。

長期優良住宅とは

長期優良住宅の概念は2009年に施行された「長期優良住宅の普及の促進に関する法律」によって生まれました。
その背景には、環境問題や中古住宅市場の衰退、ストック型社会への転換の実現を目指す目的があります。

日本は住宅の寿命が30年ほどと短かったため、高額の住宅ローンを返済した後には建物の価値が評価されなくなってしまいます。そのため、住宅への投資が資本として残りません。
結果、家計に占める住居費負担の割合が重くなってしまい、豊かな社会をつくることが難しい状況です。
また、つくっては壊すスタイルは、環境負荷が大きく、地球環境の面からも従来のスタイルからの脱却が必要です。
長期優良住宅の取り組みには、日本の住宅価値の全体的な底上げや環境改善効果などが期待されています。

長期優良住宅は、良い家をつくり、きちんとメンテナンスをし、長く大切に家を使い続けていこうというものです。そうすれば、住宅を良好な状態で長く保ち、1世代のみならず次の世代へも住み継いでいくことができます。

長期優良住宅認定制度

長期優良住宅は、国が条件を定め、「優れた住まい」ということに基準を設け、様々な観点から総合的に判断された、国のお墨付きの住宅です。
認定を受けるためには、耐震性や耐久性の他に、景観への配慮や省エネルギー機能の確保など、さまざまな条件をクリアしなければなりません。
この条件をクリアし、申請することで「長期優良住宅」と認められます。

認定を受けるための住宅建築計画

  • ・劣化対策
  • ・耐震性
  • ・維持管理・更新の容易性
  • ・可変性
  • ・バリアフリー
  • ・省エネルギー性
  • ・居住環境
  • ・住戸面積
  • ・維持保全計画

 

この9つの性能項目の基準を満たす必要があります。
長持ちさせる価値のある優良な住宅、ということをここから認定します。

長期優良住宅の認定基準[住まいの情報発信局]

確かな品質と保証を望むのであれば、長期優良住宅という選択は大きな魅力とともに、安心材料と言えるでしょう。

合わせて知っておきたい豆知識

住み続けていく住まいをつくる

長期優良住宅で税制優遇

長期優良住宅には質の良い家に安心して住めることのほかに、住宅ローン控除、固定資産税・不動産所得税の軽減など、一般的な住宅より税制が優遇されるというメリットがあります。
また、金利固定型住宅ローン「フラット35」を利用する場合、金利の引き下げや適用期間の延長なども可能です。うまく活用すれば費用面の負担を減らせます。

良い家にはそれなりのコストと手間が必要

高品質で安心感の強い長期優良住宅ですが、良い家である分、やはり一般的な住宅より建築コストも維持費も高めになります。
また、長期優良住宅の認定を受けるための申請が複雑で、審査費用など、申請自体に費用がかかるといった負担もあります。
コストを考えると認定を避ける人がいることも事実。
長期優良住宅を検討する際は、安心感や減税などの優遇制度のメリットと手間やコストの負担を理解した上で、無理のない判断をしましょう。

知っておきたい 長期優良住宅メリット・デメリット

より詳しく知る

長期優良住宅をもっと詳しく知る

家づくりにはたくさんの知識が必要で、書籍やインターネットで情報を調べることは必要ですが、やはり自分で調べるだけでは限界もあります・・・

長期優良住宅は複雑な制度なのでどれだけのメリットやデメリットがあるかは、人によっても異なってきます。そのあたりもしっかり理解して決めていきたいものです。

プロに相談したり、実際の家を見たり住んでいる人の声を聞いたりすることの方が有益な情報を得られることが多々あります。
住宅会社ではセミナーや勉強会、見学会など、さまざまなイベントが開催されていますので、ぜひ活用していきましょう。

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