性能と仕様

丈夫で長持ちする家に住む!「長期優良住宅」という選択【入門編】

公開日 2019/03/15(金)

更新日 2019/04/23(火)

この記事のポイント

  • 「良い家」ってどんな家? 判断材料は多岐にわたる
  • 『長期優良住宅』は国から一定の質を保証された家
  • 質の良さだけでなく税制が優遇されるメリットも

「良い家」ってどんな家? 判断材料は多岐にわたる

失敗しないマイホーム選びは何を基準にする?

多くの人にとって一生に一度、もっとも高い買い物であるマイホーム。丈夫で長持ちする良い家を手に入れたいと、誰もが思うのではないでしょうか。では、良い家とはどのような家を指すのでしょう?
間取りや立地、性能、デザインなど、その判断材料はさまざま。後悔しない住まいを選ぶには、漠然としたイメージを具体化していく必要があります。

「良い家」は耐震性や耐久性だけじゃない

良い住まいの具体例としてよく挙げられるのが、災害や経年劣化に強い「耐久性」と「耐震性」に優れた家です。
ただ、頑丈であることはもちろん大切ですが、長く住めば内装の補修や、ときには家全体の改修が必要になる場合もあります。そのためライフスタイルの変化に柔軟に対応できるということも、良い住まいの条件のひとつといえるでしょう。

優れた住まいに基準を設けた「長期優良住宅」認定制度

家の良し悪しは、さまざまな観点から総合的に判断するものです。しかしほとんどの人は家に関してわからないことだらけ。そこで良い家の判断材料のひとつにしたいのが、国が定めた「長期優良住宅」認定制度です。
これは丈夫で長持ちする住まいを国が認定し、その質にお墨付きを与えるというもの。厳格な条件をクリアした家に与えられる評価です。

格言

『長期優良住宅』は国から一定の質を保証された家

長期優良住宅の認定を受けるには、耐震性や耐久性の他に、景観への配慮や省エネルギー機能の確保など、さまざまな条件をクリアしなければなりません。こうした基準を満たす長期優良住宅には、国から一定の質を保証されているという安心感があります。
丈夫で長持ちする良い家、を選ぶ際の判断材料のひとつとして、覚えておくと良いでしょう。

合わせて知っておきたい豆知識

質の良さだけでなく税制が優遇されるメリットも

誕生の背景には環境や中古住宅市場の問題が

長期優良住宅の概念は「長期優良住宅の普及の促進に関する法律(2009年施行)」によって生まれました。その背景には、環境問題や中古住宅市場の衰退があります。
老朽化した家を取り壊す際に発生する環境負荷を減らし、中古住宅市場を活性化するため、ひとつの家に世代をまたいで住み継いでいく社会をつくろうというのです。

長期優良住宅を新築or購入すると税制が優遇される

長期優良住宅には質の良い家に安心して住めることのほかに、住宅ローン控除、固定資産税・不動産所得税の軽減など、一般的な住宅より税制が優遇されるというメリットがあります。
また、金利固定型住宅ローン「フラット35」を利用する場合、金利の引き下げや適用期間の延長なども可能です。うまく活用すれば費用面の負担を減らせるでしょう。

良い家にはそれなりのコストや手間もかかる

高品質で安心感の強い長期優良住宅ですが、良い家である分、やはり一般的な住宅より建築コストも維持費も高めになります。また、長期優良住宅の認定を受けるための申請が複雑だったり、申請自体に費用がかかったりといった難点も。
長期優良住宅を検討する際は、これらの負担と減税などの優遇制度を合わせて考え、無理のない判断をしましょう。

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