性能と仕様

公開日 2019/10/24

更新日 2019/10/24

自然素材の家を知って健康な暮らしを

環境にもそこに住む人へも優しい自然素材を使って家を建てたいという人は多いと思います。
自然素材の家は、壁や床、断熱材など住宅の建材に自然素材を使用して建てられた家を指します。
一部にビニールクロスなどを使用していても、大部分を自然素材で仕上げていれば「自然素材の家」と言えます。
自然素材と一口に言っても種類は様々あります。住宅会社によって使用している素材もそれぞれです。自然素材とはどういったものがあるのか、自分に合った好みの自然素材を見つけるのも楽しみの一つです。

自然素材を理解しよう

自然素材を使う場合は素材に対して理解することが必要です。
化学合成建材は、汚れにくく手入れが少なくてすみ、品質にばらつきがなく施工も容易にできます。形が大きく変形することもありません。
しかし自然素材である無垢の木は、節があって反りも出てきてしまう。
自然素材には生命感があり、環境に影響され変化します。手間をかけなければ美しく古びてくれない部分もあるため、それを楽しめれば良いのですが、そうでない場合不具合として捉えてしまうこともあります。
素材の特徴をしっかり理解して末長く共存できるようにしていきましょう。

自然素材のメリット・デメリット

自然素材の良さはなんといっても居心地の良さ。その素材を感じ、ストレスを軽減させ、安心感を生み出せるのは自然素材ならでは。

無垢材は木が呼吸をして調湿するので季節に左右されず心地よい肌触りをいつでも感じられますし、木に囲まれているだけでも森林浴をしているかのような感じもなります。
24時間換気の場合、乾燥しすぎてしまう可能性もありますが、調湿作用のある自然素材を使っていると乾燥を和らげてくれる効果もあります。

他にも様々な自然素材によって、室内環境をコントロール、臭いを吸収するものもあります。

デメリットとしては傷がつきやすいこと、水に弱い素材も多いため長時間水に濡れたまま放置しておくと傷みやすいものもあります。また水分を吸収しやすい性質もあり、合成洗剤が使えないので汚れやすいこともあげられます。汚れやすい、汚れが目立つ部分などはよく検討した方が良いでしょう。

自然素材は手入れすることで長持ちさせる

自然素材は汚れたら、洗剤でしっかり汚れを落とす、というような手入れは向きません。素材を傷めてしまうからです。きちんと手入れをすれば再生してくれますので、素材にあったお手入れをしてあげてください。
ちゃんと素材に合った手入れをすることで、風合いを増したり、強固なものになってくれます。

よく使われる自然素材

無垢材

フローリングや建具によく使われる素材で、ヒノキや杉、パイン(松)などがあります。耐久性や調湿性、保温性に優れているのが特徴です。

漆喰

壁や天井に使われる素材で、消石灰が主成分です。耐水性に優れ、年月が経つほど硬くなります。

珪藻土

珪藻土とは水中に生息する植物性プランクトンが海底に積もってできた化石で、壁材によく用いられる素材です。

ウール

ウールは耐久性と吸音性に優れ、燃えにくく延焼しにくい理想的な断熱材として知られています。

セルロースファイバー

こちらも断熱材として使用される素材で、新聞古紙を原料としています。湿気に強く、気密性や防音性に優れているのが特徴です。

コルク

コルク材はタイルやシートして床や壁、天井に用いられます。弾力性がほか、防音・吸音・調湿・耐水性に優れています。

米は接着剤やワックス剤に使われていて、木材と相性がよく、柔軟性や耐久性に優れています。

再生紙や和紙、パルプを主原料にし、クロスに使われます。壁紙を張り替えずに模様替えができるメリットがあります。

石灰石

貝殻やサンゴなどの化石が堆積してできたもの。保湿性に優れ高い調湿効果があります。

自然素材であればいいわけじゃない

自然素材であればどんな家でも心地いいとは限りません。木の香りが強すぎてしまう種類もあり、人によっては住めなくなってしまうほどの反応が出る場合があります。こういった点は注意が必要です。

自分に合った自然素材は実際に体感してみないと分かりません。素材を決める前にはちゃんと、その素材に触れてみましょう。

自然素材で健康な生活

シックハウス症候群や化学物質過敏症など、化学物質が原因となって引き起こされる症状が問題となっています。これは建材などに使われている化学物質も大きく関わっているであろうと考えられているため、自然素材を使うことで健康で快適な生活を送ることができます。

健康被害の原因

シックハウス症候群が広まり始めたのは1970年代の省エネ対策が始まりと言われています。

高性能な省エネ住宅を安価に作るためには材料費を抑える必要がありました。そのため安く手に入る化学物質の建材を使用して防腐・殺菌を認め症状が出る人が増えたと考えられています。

自然にあるものできれいな空間をつくる

シックハウス症候群だけでなく、アレルギーやアトピー、喘息なども現代では問題となっています。
化学物質は様々な病気の問題を引き起こしてしまいます。

自然にあるものを使い、快適な住み心地ときれいな空気の中暮らすこと、
身体に良くないものは使わないという考えのもと建てられる自然素材住宅は、健康な生活の基盤となります。

合わせて知っておきたい豆知識

木を知ろう

日本は森林が多い

日本の国土にある森林の割合は67%。これは世界第3位の割合なのです。それなのに使われるのは輸入材ばかり。国産の材料は価格に目がいってしまい、使われていないのが現状です。

しかし、湿気に強く、きめ細かく木目も美しい樹木が多いのです。住まいづくりにももっと日本の木を使っていってほしいものですね。

木のスゴさ

水を吸ったり吐いたりする

木は湿気の多い日は水分を吸って伸び、乾燥していると水分を出します。これによって空気が調湿できるのです。

鉄よりも強い

木と鉄を引っ張って比べると木の強さは鉄の4倍。圧縮した時の強さは2倍も強いのです。

木の寿命

木が腐るのは腐朽菌によるもの、含水率20%以下なら腐朽菌は繁殖しないので乾燥が大切。60年かけて育った木は60年もつと言われます。

木は火に強い

木材は燃えやすいですが、ある程度の太さや厚さのある木は燃えても中心部まで進行しません。これは実験結果からも実証されています。

木は意外と火に強い

より詳しく知る

自然素材の注文住宅を手がける住宅会社

自然素材に注目が集まる中、多くの住宅会社が自然素材を使った家づくりを行なっています。

埼玉で自然素材にこだわった住宅会社もたくさんあります。
いろいろな住宅会社を訪れて、実際に建てている住宅を体験してみてください。きっと自分たちに合う素材と巡り会えるはずです。

埼玉県で自然素材を使った家づくりを行うハウスメーカー・工務店