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注文住宅でありがちなトラブル事例と対策方法

トラブル 2022.08.19

「マイホームは憧れの注文住宅で建てたい!」と思って検討している方は多いでしょう。
建売住宅と違って注文住宅は一からつくるためわからないことも盛りだくさん。さらに、完成するまでにトラブルが起こることは珍しくありません。

そこで今回は、注文住宅を検討している方に向けてありがちなトラブル事例やその対策・相談先をご紹介します。

事例を知ってトラブルを防ぐ

自分のうっかりミスで起こるものから想定外のものまでトラブル事例はさまざまです。

どんなトラブルが起こる可能性があるのか、ということを知って対策しておきましょう。
よくあるトラブルとその対策をご紹介しますのでぜひ参考にしてください。

イメージや図面との相違

一番あってほしくないのが図面と仕上がりの違い。
レアケースですが、施主の合意なしに勝手に変更してしまう悪徳業者が皆無というわけではありません。
そのようなケースではないにしろ、イメージと違う・図面や計画と違うといったことはよくあるようです。

「言った言わない」で思っていたものと違うものに

打ち合わせをし、合意の上で多少の設計変更をすることはよくあることですが、変更したはずが違う仕上がりになっていることも。
変更した証拠や根拠がないと言った言わないでトラブルになってしまいます。

打ち合わせにはメモを取っておくのがおすすめです。

これがあるかないかで対応が変わる可能性があります。また、希望を諦めてしまうことにならないようにも、双方が合意して決めたことがわかるようにしておきましょう。

【トラブル事例】
実は、軒天(軒先の裏側にある天井)の色を黒にしたと思ったら白くなっていたんです。カラーコーディネーターさんに伝えたはずなのですが、漏れていたようで。
私たちもメモに残さず証拠もなかったので、特に伝えることもせず、諦めてしまいました。
匿名口コミ

なんとなくでお任せにしたらイメージと違う

希望を伝えたはずなのに伝わりきれていないこともあります。

図面だけでは具体的にイメージできないのに進めた結果「イメージと違った」となることは珍しくありません。

また図面だけでの説明がわかりにくいために「プロに任せればいいか」と自分で確認しないで進めたことで、イメージと現実の相違が生まれてしまうことも。

【対策】担当者とのやり取りを密にする

対策

イメージ通りの家にするためには、担当者とのコミュニケーションは密にするのが◎。

口頭でうまく伝えられなければイメージに近い写真や雑誌の切り抜き、またイラストを描いてみるといいでしょう。
その他参考事例を見せてもらったりインスタグラムなどの画像を参考にするなど、目でしっかり確認することで相違が少なくなるはずです。

住宅会社によってはわかりやすいようにCGでシミュレーションしてくれるところもあります。

設計やデザインだけでなく気になったことも我慢せずに話すことが大切です。ちょっとした違和感なども躊躇せずに話しましょう。

【対策】打ち合わせ内容は記録を取っておく

対策

設計図と違う仕上がりになったり、言った・言わないのトラブルをなくしたりするためには証拠となる記録を取ることが必須です。打ち合わせ中の会話などを音声で記録したり図面や書面に残したりしましょう。

注文住宅は設計図の他に仕様書があり、ここに施工方法・メーカー・建材などの情報が記載されています。
これらを見るのは大変ですが、確認することは必須。変更があった場合も必ず確認・変更事項を記録しましょう。

工期が遅れる

一般的に注文住宅は着工〜引き渡しまでの期間は約4カ月。基本的に契約書に基づいてスケジューリングし、それに基づいて進めていきます。

天候によって進捗状況が変わることもありますが、予備日を含めて工程を組むので引き渡し日がずれることはありません。
主な予期せぬトラブルは天災です。天災によって必要な資材が遅れてしまうことがあります。

工期がずれて心配な人は「なぜ遅れているのか」「完成予定はどのくらいずれるのか」など積極的に質問して予定を確認しましょう。

近隣住民とのトラブル

思わぬトラブルが近隣トラブルです。

施工会社の車の出入りによって近隣住民の通行を妨げしまったり、道にはみ出して作業をしてしまったりすると苦情が入ってしまいます。

道にはみ出して作業をする場合、「道路使用許可」の申請が原則必要です。しかし、届出だけでなく近隣住民にあらかじめ伝えておくことも必須です。

また、工事による騒音やホコリなどもトラブルになる一つ。事前に挨拶を済ませておくことはマナーでもあるので、できる限りしておくといいでしょう。

これがあるかないかで対応が変わる可能性があります。また、希望を諦めてしまうことにならないようにも、双方が合意して決めたことがわかるようにしておきましょう。

ご近所の方から仕様を変更してほしい、と言われたことによるトラブルを体験された方もいました。

【トラブル事例】
工事中、お隣さんが換気扇や排水の位置を聞いてきて、勝手に答えてしまったんです。位置が気になったようで、間取りを変えてほしいと言われました。現場監督さんが変えなくてもいいように最後まで説得してくれましたが、話がまとまらなくて、結局プチリフォームをすることに。
費用は割引かれましたが、こちら負担。この件があって、ハウスメーカーへの満足度が下がってしまいました。
peanuts.houseさんの口コミ

【対策】着工する前に近隣住民への挨拶を済ませる

対策

工事の騒音等で近隣住民とトラブルになる可能性を避ける対策として、着工前に挨拶を行っておくことです。

挨拶では自己紹介と完成予定日を伝えてみてください。

着工前の挨拶は施工業者が行う場合もありますが、施主自身で挨拶すると好印象です。

留守の場合は改めて伺いましょう。それでも留守だった場合には、ポストに自己紹介・完成予定日・いつどんな工事があるのかを記した手紙を入れておくのがおすすめです。

施工ミスがあった

残念ながら施工ミスも多くあります。いざ住んでみると気になるところがあるのは注文住宅では珍しくありません。

ドアや床の傷、クロスのズレ・剥がれは非常によく聞きます。

クロスはどうしても剥がれてしまうことがあるものの、単純な施工ミス、雑な作業などが原因のこともあります。

引渡し後に見つけた場合にはすぐに連絡しましょう。時間が空いてしまうと対応が遅くなったり、依頼することさえ億劫と感じてしまうことも。

【対策】内覧会では細かく施工ミスが無いかチェックする

対策

ほとんどの場合、引渡し前に内覧会を行って一般の人や住宅会社の顧客などに完成した家をお披露目します。もしくは、完成検査として施主が完成した家の事前確認を行います。

その時には以下の点をチェックしましょう。

  1. (1)建物・設備が契約通りに仕上がっているか
  2. (2)内装に不具合がないか
  3. (3)寸法は間違えていないか

引き渡し前に事前にしっかり確認しておきましょう。床・壁・天井やドア、水回りや窓・玄関周辺など隈なく見ることが大切です。

カメラを持参して気になる部分を撮影するのもおすすめです。そしてすぐに住宅会社に連絡します。
引き渡し後よりも引き渡し前に伝えたほうがスムーズに進みます。

また、完成する前に基礎の配筋施工・壁断熱材施工などに現場に見に行くのも◎。その時には差し入れを持っていくと相手が抱く印象も良くなり、良好な関係を築けますよ。

値引きしたら家の質が下がってしまった

注文住宅は建売よりも金額がかかるため、値引きに躍起になる人もいるでしょう。確かに注文住宅でも値引きすることは可能です。

しかし、少しでも安くしたいがために力づくで値引きすると後悔することも。
強引な値引きは結果的に人件費・材料費を削ることとなり、家の品質を下げてしまう可能性があります。
結果、粗悪な家が建ってしまいトラブルに発展します。

値引き交渉には注意点やコツがあります。それらを抑えて交渉していきましょう。

追加工事の費用がかかってしまった

追加工事の費用もトラブルになるひとつ。

例えば、口頭で追加工事を依頼して内容や金額を確認しないまま任せてしまうと、要求していない工事も含まれて高くなることがあります。
またサービスで行うと言われていた工事も追加される可能性があります。

「依頼したからいいか」と安心せずに、都度見積書をもらうことは絶対不可欠です。
住宅会社とコミュニケーションを密にとりましょう。

その他、予算内で建てられるはずだったのに知らずに費用が上がっていた、という事例もあります。

【トラブル事例】
予算内で家を建てられるとのことで、オープンハウス・ディベロップメントさんにしました。でも実際は設備などのオプションが勝手にプラン内に組み込まれていて、減額できないと後から知りました。設計なども向こうからの提案がなく、こちらからの希望にもできないの一点張り。
vivi_ouchiさんの口コミ

この会社が毎回このような形というわけではありません。もしかしたらお互いに確認不足だったのかもしれません。
こういったことがないように、最終支払い金額をしっかり確認し、自分たちの希望以外のものが後から上乗せされるという事態を回避しましょう。

ローンの申請額よりも多く費用がかかった

住宅ローンのトラブルには審査が通らないこともありますが、お金が足りなくなることもあげられます。

全工程が終わる前に住宅ローンを申請をしてしまうと、後からお金が足りなくなることもあります。注意してほしいのが外構工事代金・残土処分費・太陽光発電の接続費用・登記代金などです。

家づくりでは建物・土地以外にもこういった諸経費が多く、また注文住宅は項目が多くなります。必ず内訳・総額ともに確認しましょう。

また、見積もりの漏れ・自己資金が用意できなくなったなどのトラブルもあります。

この金額で問題ないか、見落としている項目がないか、何度も見返してみてください。
住宅会社でもローンの相談に乗ってくれるので、気になる点や不安なことを伝えて解決していきましょう。

その他トラブル事例

多くはないものの、他にもミニークの口コミにトラブル事例があるのでご紹介します。

【住宅会社との契約に関するトラブル】

家は土地を贈与してから建てる予定だったので、話を進めていた他社に即決できないと伝えたら「仮契約をすれば資材が高騰しても価格は上がらないし、仮に解約しても契約金は全額返す」と言われたので仮契約をしました。
しかし、後から確認すると本契約になっていたと判明。契約金も地盤調査等の費用がかかったと言われ、全額は戻ってきませんでした。
_mimi.a_roomさんの口コミ

口頭だけの約束はこういったことがあり得る、という事例です。
すぐに契約してほしいというところは、注意してよく確認しましょう。

トラブルになってしまったらどこに相談すればいい?

どうしても自分たちだけでトラブルを解決できない時には、第三者機関を利用してみてください。

相談先としておすすめなのが、公益財団法人住宅リフォーム・紛争処理支援センターが運営する「住まいるダイヤル」。

新築の施工ミスや欠陥、金銭トラブルなど幅広い相談に乗ってくれます。

【相談事例】

  • ・基礎にいっぱいひびが入っている
  • ・外壁材が落下
  • ・引き渡し遅延で仮住まいの家賃が増えた
  • ・引き渡された家の不具合が未補習なのに請求された
  • ・施工業者が倒産。今後修理する時にはどうすれば? など

新築はもちろん、リフォームで起こったトラブルでも相談できます。

【住まいるダイヤル概要】

URLhttps://www.chord.or.jp/index.html
電話番号0570-016-100(ナビダイヤル)
03-3556-5147
ナビダイヤルは、固定電話3分9.35円(税込)、
携帯電話3分99円(税込)
全国どこからでも通話可能。
受付時間電話受付 10:00〜17:00
(土、日、祝休日、年末年始を除く)

まとめ

注文住宅は決めることややることが多いためトラブルが起こりやすいのが事実です。
しかし一つひとつを確認していけば回避することは可能。今回ご紹介した内容を参考にステキなマイホームを建ててくださいね。この記事が参考になったなら幸いです。

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