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知らないと失敗する!?新築時のコンセント位置の決め方&配置図

コンセント 注文住宅 2022.01.11
知らないと失敗する!?新築時のコンセント位置の決め方&配置図

注文住宅を建てる際に必ず悩むのがコンセント。家づくりをする人の多くがインスタを利用しますが、よく検索されているハッシュタグ「#後悔ポイント」では、コンセントについての失敗がたくさん寄せられています。失敗しないためには、しっかりとした計画が必須です。そこで今回の記事では、失敗しないコンセントの決め方についてご紹介します。

コンセントでよくある失敗

コンセントの失敗はいくつか挙げられます。注文住宅を建てた人が後悔している内容が下記です。

・コンセントの位置、高さ
・コンセントの数が足りない
・部屋に適したコンセントでない
・使いづらい場所にコンセントがある
・欲しい場所にコンセントがない

失敗しないためにはコンセントの高さや数、その他いろいろな観点から考える必要があります。

なぜコンセントで失敗してしまうのか?

このような失敗が起こる原因として多くあげられるのが「全て設計士任せ」。プロだから大丈夫と思っても、いざ暮らしてみると設計士が作ったプランがぴったり合うことは難しいもの。暮らし始めてから部屋の使い方や家具・家電の配置が変わったり、家電が増えたりなどしてコンセントが足りなくなったりすることは多々あります。将来の暮らしをしっかりイメージした上でコンセントの位置や数を考えた決め方が大切です。

まずはコンセント配置の基本を押さえるべし!

コンセントで失敗しないためには、コンセントの基本を押さえることが大切です。それが数・位置・高さ・種類。これらを考えてまとめたのが配置図です。配置図は図面にコンセントの配置を記載したもの。配置図を作成する際にはこれらを押さえるのが必須です。それぞれについてご紹介していきます。

コンセントの基本1:数

絶対にやってはいけないのが感覚で数を決めること!コンセントの数は設置する部屋の広さや用途によって決め方が変わってきます。

広さについては、目安は居室2畳につき1個(2口コンセント)。これを踏まえた上で、各居室の数は下記になります。

・居室2畳:1個
・居室4.5〜6畳:3個
・居室6〜8畳:4個
・居室8〜10畳:5個
・キッチン:6個
・ダイニング:4個
・洗面所、廊下、トイレ、玄関:1〜2個

居室で複数設置する場合、部屋の対角線上にコンセントに設置するのがおすすめ。そうすれば延長コードを使う必要がなくなります。

コンセントの基本2:位置・高さ

部屋に置く物によってコンセントの高さも変わってきます。高さの目安は次のとおりです。

一般的なコンセント高さは、25cmと言われています。しかし、用途や部屋によってさらに異なってきます。

エアコンに関しては、上記では天井が240cmとしているため、これよりも天井が低い・高い場合は調整が必要です。洗濯機は漏電防止のため洗濯機よりもやや高めに設定すると○。上記では〜110cmですが、120 cmでいい場合も。最近は背が高い洗濯機も増えていますし、大型の洗濯機もあるので、120cmのほうがいいかもしれません。

デスクを置く際には70〜90cmとありますが、デスクにPCやスタンドライト、Wifiなどの通信機器を置く場合は足元にもコンセントがあるほうが便利です。

上記にはありませんが、冷蔵庫は180〜190cmがいいとされています。しかし、洗濯機同様に180cmを超える冷蔵庫もあるので、190cm程度がいいでしょう。

ちなみにコンセントの高さとは、どれも床からコンセント中央位置までのこと。コンセントの下部ではないのでご注意ください。

高齢者がいる場合は少し高めに

家族に高齢者がいる場合は少し高めの位置に設置しましょう。理由は、屈んだりしゃがんだりするのが大変だから。良しとされるのは40〜45cmです。

コンセントの基本3:種類

コンセントの種類は、部屋の用途や置いたり使ったりする物によって適したものが異なります。コンセントは電圧・差し込み口の形状の2点から考えましょう。

電圧

電圧は100Vと200V。一般的なコンセントは100V用で、家電の大半も100V用で売られています。200Vが必要となるのはパワフルに動く家電を使用する時。具体例が下記です。

エアコン
・オーブンレンジ
・ビルトインIHクッキングヒーター
・食器洗い乾燥機

口数・差し込み口の形状

コンセントの種類には下記が挙げられます。

・2口/3口コンセント
→家庭には必ずあるタイプで最も多く設置される。

・エアコン専用コンセント

→エアコンは使用電力が多いため、通常のコンセントは×。通常のものではブレーカーが落ちてしまいますし、コンセント周辺が熱を持って火災につながる恐れあり。

・マルチメディアコンセント
→テレビ・電話・パソコンなど使えるタイプ。

・埋込みUSBコンセント
→スマートフォンやタブレット等に欠かせないUSB。ACアダプター不要、見た目もすっきり。

・アース付きコンセント
→湿度が高い所や水回りなどで使用。洗濯機・乾燥機・冷蔵庫・IH・クッキングヒーター・オーブンレンジなどはこれを使うと○

・防水コンセント
→高圧洗浄機やイルミネーションなど、屋外で電気を使用する場合に使う物。

このようにコンセントといっても種類はさまざま。コンセントの決め方は口数・形状によっても変わります。

場所別・コンセントが必要な物について

コンセントの基本を押さえたところで、場所別に必要なコンセントを決めていきましょう。適した数・位置を決めるには、どこで何を使う(置く)か、そこでどのような動きをするのかを考えることです。まずは場所別に必要な物を書き出して、配線図に落とし込んでいきます。ここでは場所別にコンセントが必要な物をご紹介します。

玄関・廊下

実は玄関もコンセントが必要な場所です。常に置いておく物から必要に応じて使うものなどが数種類あります。

・電話
・電動自転車のバッテリー
・掃除機
・加湿器や除湿機、空気清浄機やサーキュレーター
・クリスマスツリーなど

電動自転車を持っているなら、充電用にコンセントがあると持ち運びもラクになります。また、クリスマスツリーなどを飾りたい時にもコンセントがあればイルミネーションの飾り付けも可能に。シューズクロークなどの収納は蒸れやすいので通気・換気をするためにサーキュレーターを使えるようにコンセントを設置するといいでしょう。

リビング・リビング内のワークスペース

リビングは最もさまざまな物を使う場所。コロナ禍でのテレワーク普及によって、リビングで仕事をする人が増えました。これから建てる人はテレワークを加味してリビング内にワークスペースを作ることを検討している人も多いのでは。仕事や日常的に使う物から季節ごとに使う物まで含めた配置図設計が必要です。

・エアコン
・テレビ
・DVDレコーダー
・オーディオ機器
・ゲーム機器
・電話
・スマートフォンやPC、タブレットなどのデバイス
・スタンドライト
・インターネット機器
・プリンター
・掃除機
・アイロン
・加湿器や除湿機、空気清浄機やサーキュレーター
・ホットカーペットやストーブ等の暖房機器
・クリスマスツリー

キッチン

キッチンは消費電力が多い家電が集まる場所。かつ、時折使う家電もあります。

・冷蔵庫
・炊飯器
・オーブンレンジ/オーブントースター
・電気ポット/ケトル
・ミキサー
・コーヒーメーカー

ダイニング

ダイニングでもコンセントを必要とする場面は多いですが、うっかり忘れがちです。リビングと同様にダインニングでテレワークをする人も多いでしょう。テレワークのことも含めて配置図を設計してくださいね。

・ホットプレート
・ポットや電気ケトルなど細々した物
・スマートフォンやPC、タブレットなどのデバイス
・スタンドライト
・掃除機

寝室

目覚ましや寝る前の動画タイム、読書をする人も多いでしょう。リビングとはまた違う自分時間を楽しむ場所なので意外にもコンセントが必要になってきます。

・加湿器や除湿機、空気清浄機やサーキュレーター
・ホットカーペットやストーブ等の暖房機器
・スマートフォンやPC、タブレットなどのデバイス
・スタンドライト

洗面脱衣室

洗面室は毎日の身支度をする場所なので細々とした家電が集まる場所です。また、洗濯機を置く場合は専用コンセントも必須。

・ドライヤー
・電動歯ブラシ
・電動シェーバー
・洗濯機
・掃除機

ドライヤーなどはコンセントをさしたまましまえるようにしたいなら、収納内にコンセントを設置するといいでしょう。

トイレ

トイレは他の場所に比べて少ない場所なので、最低限の数で○

・温水便座
・アロマディフューザー

書斎・子ども部屋

仕事や勉強をする場所にもさまざまなアイテムが必要です。

・オーディオ機器
・スマートフォンやPC、タブレットなどのデバイス
・スタンドライト
・インターネット機器
・プリンター
・掃除機
・加湿器や除湿機、空気清浄機やサーキュレーター
・ホットカーペットやストーブ等の暖房機器

屋外

車の所有・庭の有無によって使う物が変わってきます。

・高圧洗浄機
・ガーデンライト
・電動工具

車を持っている人は掃除で使う高圧洗浄機、庭がある家はガーデンライトやイルミネーション等の照明器具、DIYが趣味の人は電動工具を使うコンセントを設置しておきましょう。また、庭でバーベキューなどホームパーティーをすることが多い人もコンセントは必要です。

いざ配置図作成!どうやって考えればいい?

ここまで押さえたところで、コンセントの配置図を決めていきます。上記を踏まえながら、下記のポイントを意識して配置図を作成しましょう。

新居での暮らしや動線をイメージ

場所ごとに必要なコンセントに加えて、各部屋で自分はどう過ごしたいのか、どのような動きをするかをイメージすることが必須です。それには間取り図を見てシミュレーションするのが○。特に動線は、自分がよく立ち寄る場所や歩きながら何をするかによっても必要なコンセントが変わります。今の暮らしで感じる不便さからコンセントの位置がわかる場合も。現在の暮らしを振りかえつつ、新居での暮らしをイメージしてみてください。

設置予定の家具・家電を書き込む

どこに何を置くかの確認も重要です。この場合、幅だけでなく高さまで確認してみてください。コンセントは部屋の隅に設置しがちですが、同時に家具を置きやすい場所でもあります。本当にコンセントを隅に設置していいものなのかも確認してくださいね。

適したコンセントを選定

上記に付随しますが、電圧が高いものは専用コンセントを、テレビやオーディオ機器・通信機器や電話などをまとめて置く場合はマルチメディアコンセントが便利です。何を置くかによってコンセントの種類が変わってきます。

ここにあると便利!忘れがちなコンセント

最後に、あると忘れがちな「ここにあると便利なコンセント位置」についてご紹介します。

便利なコンセント1:キッチンカウンター・カップボード

作業台であるキッチンカウンターは家電以外にもレシピを見るのにスマホを使うこともあるでしょう。レシピ動画の場合、比較的長い時間見ることもあるので、コンセントがあると便利。また、炊飯器やオーブンレンジをしまうカップボード付近もぜひ設置したいところです。

便利なコンセント2:ダイニングテーブル横

ダイニングテーブルは食事をはじめ、仕事やアイロンかけなど意外にも使うシーンはさまざま。すぐ近くにあると便利です。目立たないように足元に設置してもいいですが、しゃがまなくても使えるようにしたいなら天板の高さに合わせたがほうがスムーズ。

便利なコンセント3:寝室のベッド脇

寝室でスマホの充電をしている人は多いはず。また、空気清浄機を使っている人もいるでしょう。コンセントが一つだけでは足りない場合もあるため、二つ用意するといいでしょう。さしやすいベッド脇にあると利便性が上がりますよ。

収納内

収納の内側にコンセントを設置すれば、掃除機などをしまえて生活感を払拭できます。

まとめ

いかがでしたか? 新築住宅は建てるまでにいろいろと決めることが多く、コンセントの位置をついうっかりしてしまいがち。後悔しないためには妥協せずに決めることが大切です。今回の記事を参考にコンセントの位置や高さ、種類を決めて配置図を作成してみてくださいね。