注文住宅のコンセントはどこに設置する?実際の失敗談や後悔のない位置の決め方

2024.03.05

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注文住宅は間取りや仕様など自分たちで決められることが多く、こだわりの詰まった理想の住宅を建てることが可能です。

それでも実際に暮らし始めてから「もっとこうすればよかった…」という声は少なくありません。

今回はそんな後悔が多い中の一つ、コンセントについてご紹介します。

コンセントの位置や高さ、数などは住む人の生活スタイルやインテリアによっても変わります。ご紹介する場所であったら便利だと思うところ、他にも暮らしていてコンセントがあったらいいなと思うところにぜひ取り入れてみてください。

コンセントでよくある失敗と対処法

注文住宅を建てた人が、コンセントについて後悔していることの一例として以下のことがあります。

  • ・コンセントの位置、高さが適切ではない
  • ・コンセントの数が足りない
  • ・欲しい場所にコンセントがない
  • ・部屋に適したコンセントでない
  • ・使いづらい場所にコンセントがある

このような失敗が起こる原因として多くあげられるのが「全て設計士任せ」にしてしまったこと。
プロだから大丈夫と思っていたものの、いざ暮らしてみたら自分にぴったり合ってないこともあります。

上記のような失敗をしないためにも、新居での暮らしをイメージしてコンセントの設置位置を決めていくことが大切です。

暮らしをイメージしてコンセントが必要な位置を選ぶ

暮らし始めてから部屋の使い方や家具・家電の配置が変わったり、家電が増えたりなどしてコンセントが足りなくなることは多々あります。

エアコンのコンセント位置とかトイレの換気扇の設置場所とか、暮らしてみてから「こうしておけばよかった」と思う箇所がいくつも出てくるんです。もっと早くに知っておけば反映できたのに……という思いが後から後から出てくるので、ぜひ事前に調べておいてください(笑)。(85_ismart

住んでみないとわからないことはたくさんあると思いますが、新居での暮らしをイメージして、コンセントの位置や数を考えていきましょう。

家づくりで意外に大変だったのはコンセントです。数や設置場所を考える際には、あらかじめ家にどんな家具を入れるか考えておくといいかと思います。(maa.home

新居で使う家具・家電をどこに何を置くか、間取りに組み込んでみると必要なコンセント位置が確認しやすいです。

コンセントは部屋の隅に設置しがちですが、同時に家具を置きやすい場所でもあります。隅に設置しても問題がないか、何を置くかを考えながら決めてみてください。

一年を通したイベントも考慮する

コンセントは、一年のイベントを考慮して設置したほうがいいと思います。そう痛感したのは、クリスマスツリーを設置したとき。飾るのに一番いいと思った場所にコンセントがなく、延長コードを使うことに。近くにあったら見栄えが良かったのにと後悔しました。(in_high_spirits_inc

普段の生活に必要なコンセントに加えて、家庭でのイベント時にコンセントがあった方がいい場所も考えていきましょう。

コンセントの種類も考える

どういったことにコンセントを使うかによって、最適なコンセントの種類も変わります。
電圧が高いものは専用コンセントを、テレビやオーディオ機器・通信機器や電話などをまとめて置く場合はマルチメディアコンセントが便利です。

自宅でリモートワークをする人は仕事に必要な電源を確保することも必須です。多めの4口コンセントにしたり、マルチメディアコンセント※、埋め込みUSBコンセント※などの検討もしていきましょう。
もちろん仕事以外にも使い勝手が良いので、使いやすいコンセントの種類を選ぶことも大切です。

※マルチメディアコンセント … テレビ・電話・パソコンなど差し込み口の異なるコンセントが一体化したもの。
※埋め込みUSBコンセント … USBを差し込めるタイプのコンセント。

建築後のコンセントの設置費用はお高め?!できるだけ建築時に済ませる

建てた後にコンセントを追加しようとすると、設置手間が余計にかかり費用が大きくかかってしまったり、そもそも新しく付けることが難しいケースもあります。

建築後のコンセントの追加には、一度壁を壊し配線を引っ張り、再度コンセントを配置するという作業が発生します。建築前であればコンセントを1つ追加するのに3,000円だったとしても、建築後には10,000円かかる、というように費用が高くついてしまいます。

コンセントの設置数や高さは?

部屋の広さによるコンセント数の目安は以下です。(一般的に最低限必要とされている数)

〜6畳3個
6~8畳4個
8~10畳5個

※2口や3口コンセントの場合も1個とカウントしています。

また広さとは別に、キッチンは6個、ダイニングは4個、洗面所やトイレ・玄関・廊下などは1〜2個が目安となっています。

コードレスの製品を使用するかにもよりますが、掃除機を使用する際に延長コードが必要にならない位置に設置したり、部屋の広さによってはコンセントを追加した方がいいケースもあります。

注文住宅を建てる際コンセントの数はとても重要です。「コンセントの数が足りない」という声は多くあるので、建築前に必要な箇所を探し出しましょう。

コンセントと下地、収納は多いに越したことはないと思います。特にコンセントは、いざ住んでみると「こういう場面でも使うことがあるな」と思ったので、無駄と思うくらい付けてもいいかと。(myhome_ohd

使うもの、住む人によって最適な高さにする

コンセントの高さは床から25㎝~45㎝(コンセント中央位置)が一般的と言われています。

コンセントの高さ参考

低い位置にある方が目立ちにくいですが、年齢を重ねると低い位置にあるコンセントが使いづらいと感じてしまうこともあります。バリアフリーを考慮した場合、腰を深くかがむことなくコンセントに手が届きやすい高さが40~45㎝とされています。

洗濯機や冷蔵庫など水に濡れる可能性のあるものは、漏電防止のため設置する機器よりやや高めにします。

コンセントの数や高さはあくまでも目安ですので、使用する電化製品やインテリア、ライフスタイルに合わせながら設置数や高さを検討することが大切です。

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【場所別】付けておいた方が便利なコンセント位置

実際に新築・注文住宅を建てた方がおすすめする後悔しないコンセント設置場所を紹介していきます。
ついつい忘れがちな場所やあると便利な場所、またつけておいてよかったと好評な場所をご紹介していきます。

玄関ホール

玄関ホールでは、低い位置にコンセント設置すると便利です。
玄関はホコリも溜まりやすい場所のため、低い位置に設置することで掃除などもスムーズに行ますし、電源が必要なクリスマスツリーなどイルミネーション用にも使えます。

また玄関カウンターの位置にも1ヶ所コンセントをつけておくと、照明を設置したいときに便利です。

キッチン

キッチンには冷蔵庫、電子レンジ、電気ポット・ケトル、ミキサーやフードプロセッサーといった調理家電が多く、コンセントの位置決めが重要になってくる場所です。

キッチンで使うものをピックアップして必要な分のコンセントを設置しましょう。

またスマホやタブレットでレシピや動画サイトなどを見ながら調理する人もいると思います。常に使用するコンセントの他に1〜2個コンセントをつけておくと、必要なものが増えた時に繋げられないといったことを回避できます。

リビング・ダイニング

ホットプレートや卓上のIH調理器などを使用するのであれば、ダイニングテーブル付近に必要になります。

扇風機やサーキュレーター、加湿器など年中ではないものの季節によって使用する家電も忘れないように。

【オーディオ・テレビ・パソコン回り】

録画機やWi-FiルーターなどのAV機器が設置されるケースが多いため、コンセントの数も多く必要となる場所です。最低限のコンセント数にプラスして多めに(2倍ほど)設置している方もいます。

【ソファ周辺】

ソファで充電しながら携帯をいじるという人は多いのではないでしょうか。ソファ周辺にコンセントを設置する場合、その高さが重要です。

ソファの高さに合った位置にコンセントがないと、せっかく設置しても使い勝手が悪くなってしまいます。あらかじめソファの高さがわかっているなら、注文住宅の設計時に相談してみましょう。

【在宅ワークならさらに追加】

在宅ワークでリビングやダイニングを使用する場合は、PCやプリンタなどコンセントが必要な関連用品を確認しておきましょう。

洗面所・脱衣所

洗面脱衣所では夏場は扇風機やサーキュレータ、冬場はヒーターを設置したいこともあるかと思います。またドライヤーや美容家電なども洗面所で使用したい場面があるのではないでしょうか。

低い位置は扇風機・ヒーター用、高い位置はドライヤーや美容家電といったように、用途別に高さを変えて複数設置するのもおすすめです。

洗面所では電気シェーバや電動歯ブラシを使用している方も多いと思います。こういった充電式の家電用に収納スペースにもコンセントがあると便利です。

ベッドの枕元・足元

ベッドの枕元や足元は、スマホを充電する時や照明器具を置く際にコンセントを使用する頻度が高いため、コンセントを設置している人が非常に多いです。

冬の時期には電気毛布、梅雨の時期は布団乾燥機など、季節によって必要になるものもあるため、ベットをどこに置くかを考えながらコンセント位置を決めるのがおすすめです。

廊下・階段の踊り場の低い位置

廊下のコンセントは掃除機のために設置するケースが多いですが、夜間の足元の照明用としてつけるケースも増えています。
その際は自動点灯スイッチ一体型コンセントを導入すると電気の消し忘れがなく便利です。

掃除機収納スペース

ロボット掃除機やコードレスタイプの掃除機を使用するなら充電は必須です。収納スペースにコンセントがあれば、わざわざ掃除機を出して充電する手間が省けます。

充電式掃除機を利用している方は、コンセント位置を決める際に掃除機の収納スペースも考えてみてください。

駐車場

ゆくゆく電気自動車などに切り替えた時の充電のためや高圧洗浄機を使用するために、駐車場にコンセントを設置する人が多く見受けられています。

高圧洗浄機は洗車、デッキやテラス、窓掃除など使用用途が多岐にわたるため、各所に届く場所にコンセントがあると便利です。

イルミネーションのライトアップ外構照明、電動芝刈り機や日曜大工などで工具を使うなら、屋外コンセントも忘れずに。

まとめ

ミニークの口コミでもコンセントに関する後悔は少なからずありました。特にもう少しコンセントを付けてもよかった、という声が多くあります。

インテリアやライフスタイルによって、必要なコンセント数・設置場所はさまざまです。ご紹介した場所で、暮らしていてコンセントがあったらいいなと思っているところや、ここにもあったら便利だと思ったらぜひ取り入れてみてください。

コンセントの位置を決める際には、日々の暮らしを見返して現在もコンセントを使用しているところをピックアップし、あったらいいなと思うところも含め必要な場所を洗い出していきましょう。

自分たちが必要だと思う箇所に加え、どこにつけるといいかを住宅会社と相談するのもおすすめです。さまざまな施工を行っている住宅会社ならではの提案もあるでしょう。

実際に注文住宅を建てた方の体験談なども参考にしながら後悔しないお家づくりをしてくださいね。

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