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「狭い土地でもおしゃれな家に住みたい」「狭小住宅でも生活しやすい間取りを知りたい」など、家づくりで疑問に思うことはありませんか?
狭小地であっても間取りの工夫次第では、おしゃれな空間を叶えることが可能です。
本記事では、狭小住宅のおしゃれな間取りデザインや設計のポイントを紹介します。
狭い土地だからと諦めるのではなく、開放感が得られて導線を確保でき、自分らしく住まえる間取りを実現しましょう。
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狭小住宅の間取り実例5選

狭小住宅の間取り実例を5つ紹介します。
それぞれに空間活用のアイデアを設計に落とし込んだ設計ばかりです。
狭小地ならではのこだわりの間取りを確認しましょう。
スキップフロアから立体感を感じる家

出典:無垢スタイル建築設計
6層のスキップフロアのあるお宅です。
立体感があることで、限られた空間であっても開放感を得られます。
空間を隔てない中階層によって異なる階層にいても家族の気配を感じやすく、コミュニケーションを取りやすい間取りが実現しています。
こちらから施工会社の口コミ体験談をご覧いただけます。
アウトサイドリビングで外とつながる家

出典:アートテラスホーム
2階にリビングのあるお住まいです。
バルコニーを広く設計し床の高さを合わせることで、LDKが外へと広がります。
バルコニーから多くの陽射しが降り注ぐ室内は、明るく居心地がよく、家族が集いやすいようにデザインされています。
こちらから施工会社の口コミ体験談をご覧いただけます。
シンプルスタイルな外観の3階建ての家

出典:スタジオ・チッタ
都心部の土地にあわせて設計された、シンプルな外観の3階建て住宅です。
白い箱をイメージさせるデザインは、道路からのプライバシーにも配慮されています。

木のぬくもりを感じられる内装です。
各階へとつながる階段を吹き抜け仕様にすることで、奥へとつづく視覚効果を確保しています。
家族が集まる2階にLDKをプランニングすることでプライバシーを守りながら、光と風を享受できる間取りです。
こちらから施工会社の口コミ体験談をご覧いただけます。
ヴィンテージ風インテリアの2階リビングの家

出典:無垢スタイル建築設計
ガレージから玄関へのアクセス抜群な、2階リビングのあるお住まいです。
片流れ屋根を利用して、ロフトを設計しています。

ビンテージ風のインテリアが上質な空間を演出しています。
天井を高く設けたことで開放感が生まれたほか、ロフトを備えることで居住スペースが広くなっています。
ロフトは遊び部屋や趣味の部屋、収納スペースとしても活躍するでしょう。
こちらから施工会社の口コミ体験談をご覧いただけます。
ルーフバルコニーで多目的な暮らしができる家

出典:BLISS
レンガ調と木目柄がマッチしたアンティークなイメージの外観です。
2世帯が住む3階建てのロフト付き住宅となっており、屋上にはルーフバルコニーが設計されています。

3階の居室からアクセスする、屋上にあるルーフバルコニーです。
周りの視線を気にせずに洗濯物を干せたり、夏はプールをしたりと、多目的に空間を活用できます。
こちらから施工会社の口コミ体験談をご覧いただけます。
狭小住宅のメリット4つ

狭小住宅のメリットは4つあります。
- ・土地選びの選択肢が広がる
- ・土地にかかる税金が安くなる
- ・個性的な住宅デザインが実現する
- ・光熱費を抑えやすい
明確な定義はないものの、一般的に15坪以下の土地に建てられた住宅を狭小住宅と言います。
狭い土地で家を建てることで、ほかの家にはないおしゃれな家づくりが可能です。
それぞれのメリットを詳しく解説します。
①土地選びの選択肢が広がる
狭小住宅を建てるということは、土地選びの選択肢が広がることを指します。
通勤・通学に便利な駅近であるほど売地は狭い傾向にあり、建てられる建物の大きさは制限されますが、住みたいエリアをより広範囲にして土地選びができるからです。
狭小住宅でもよいという選択をしたのなら、より便利な立地での家づくりが可能になります。
②土地にかかる税金が安くなる
狭小地は土地の面積が狭いため、支払う税金が安くなります。
これは、敷地面積が狭い土地ほど需要が低い傾向にあり、周辺相場よりも平米単価を安くして手に入れられる可能性があるからです。
相場よりも安いということは、土地や家屋の面積をふまえた固定資産税評価額をもとに課税される、固定資産税額や都市計画税も安くなります。
したがって、狭小住宅であれば、年に一回支払う必要のある税金が抑えられます。
③個性的な住宅デザインが実現する
狭小地であればデザイン性のある家づくりが実現します。
一般的な戸建てにはないこだわりの設計でないと、狭小地で最大限の空間を生み出すことはできません。
狭小地であれば、土地の特性にあわせたオリジナルで個性的な住宅デザインが叶えられるでしょう。
周りの住宅との差別化をはかりたい方にもおすすめです。
④光熱費を抑えやすい
狭小地で家を建てると、光熱費を抑えながら住まえす。
居住空間がコンパクトであるため、冷暖房が効率的に作動するからです。
大空間の家よりも冷暖房器具の導入台数も少なくすむため、初期費用も抑えられるメリットがあります。
狭小住宅のデメリット3つ

狭小住宅を建てるデメリットは3つあります。
- ・土地の面積に比べて居住空間が狭くなるケースがある
- ・建築コストが膨れやすい
- ・メンテナンスがしにくい
狭小住宅のデメリットを把握し、どのように対策していくのかが重要です。
それぞれのデメリットを詳しく解説します。
①土地の面積に比べて居住空間が狭くなるケースがある
狭小住宅では、想像よりも居住空間が狭くなるケースがあります。
「建ぺい率」や「容積率」といって、土地に建物を建てる際には次の通りに制限があることが関係してきます。
- ・建ぺい率:上空から建物を見たときの敷地面積に対する建築面積の割合
- ・容積率:敷地面積に対する延床面積の割合
建ぺい率や容積率は都市計画法によって定められ、用途地域によって制限される割合が異なります。
用途地域とは、土地によって土地の用途や建物の建築に制限がなされているものです。
たとえば、第一種住居地域であれば建ぺい率は60%、第一種低層住居専用地域であれば建ぺい率は30~60%です。
100平米の土地として、異なる建ぺい率で建物を建てたとします。
建ぺい率が80%の土地であれば建築面積が80平米の建物を建てられますが、50%の土地であれば建築面積が50平米の建物が限度です。
ほかにも、エリアによっては高さ制限があり、3階建てが建てられないケースもあります。
狭小地を購入する際には、土地の面積だけではなく、どのような用途地域に属する土地であるのか、どのくらいの建築制限があるのかを知るのが重要と言えるでしょう。
②建築コストが膨れやすい
狭小住宅はコンパクトであるために、規模の大きい建物よりも建築コストがかからないと思われる方もいますが、そうとは言い切れません。
狭小地が多い住宅密集地では、重機が入れなかったり作業しにくいといったケースがあり、人件費が多くかかるからです。
前面が狭い道路である場合は、作業車の使用時に交通整備員が必要になる場合もあります。
広い土地で建てる住宅よりも作業に制約が出ることjから、結果として建築コストが増えるのが狭小住宅のデメリットと言えるでしょう。
③メンテナンスがしにくい
狭小地に家を建てると隣家との距離が狭く、室外機の設置やメンテナンスがしにくい恐れがあります。
ほかにも、定期的におこなう必要のある外壁のメンテナンスについても考える必要があります。
外壁の塗装時には足場を組みますが、建物が高所になるほど安全な足場をくむ必要があり、メンテナンスコストがかさみます。
とくに3階建てを建てた場合には、メンテナンス期間の長い外壁を採用するのが結果として費用がかかりにくいためおすすめです。
【設計】コンパクトでも快適に暮らせる狭小住宅の工夫

設計時には次の通りにコンパクトでも快適に暮らせる工夫をすることで、狭小住宅でも開放感があり使いやすい間取りが叶います。
- ・空間に奥行きをる
- ・外の空間とつながる設計にする
- ・空間にメリハリを加える
- ・ビルトインガレージで収納スペースも確保する
具体的にどのようなアイデアであるのか、効果とともに紹介します。
空間に奥行きをつくる
狭小住宅では、空間に奥行きを感じる視覚的効果を狙って、次の設計を検討してみるとよいでしょう。
- ・吹き抜けをつくる
- ・スケルトン階段にする
- ・壁やドアにガラス素材する
吹き抜けをリビングに採用することで、開放的で明るさも感じられるスペースになります。
横には広げられない空間も縦であれば広げられやすいため、居心地のよい団欒スペースにもなるでしょう。
透過性の高いスケルトン階段にすれば空間に抜け感が出るほか、上階からの採光を邪魔しません。
とくに住宅密集地にある家でトップライト(天窓)などで明り取りをする際には、スケルトン階段が重宝するでしょう。
ドアや壁の一部にガラス素材を採用することも、抜け感の演出につながります。
狭小住宅においては、空間の仕切りをなるべく減らして、ひとつのスペースを広くとることが大切です。
空間を仕切りたいけれど狭さを感じたくないときには、ガラス素材を検討してみましょう。
狭小住宅であってもさまざまな工夫を組み合わせて設計すれば、より開放的でデザイン性も高いおしゃれな空間が実現可能です。
外の空間とつながる設計にする
開放感のある居住スペースを確保するためには、外の空間とつながる次の設計がおすすめです。
- ・窓を大きくとる
- ・中庭(パティオ)をつくる
窓を大きくとることで外とつながる空間が増え、開放感を感じられます。
掃き出し窓であれば、4連の窓がより多くの採光を得られます。
スクエア型の窓もおしゃれで、人気がありおすすめです。
建物のなかに中庭(パティオ)をつくるのもよいでしょう。
デッキなどにすれば小さな子どもが安全に遊べるスペースになります。
プライバシーを確保しながら採光・通風が期待できるほか、植栽を置けば家にいながら自然の心地よさを感じることもできます。
中庭(パティオ)をつくると居住スペースが狭くなるのでは、と不安に思うかも知れません。
しかし、狭小住宅ではしばしば採用される間取りであり、とくに住宅密集地においてはメリットがたくさんある設計アイデアと言えるでしょう。
空間にメリハリを加える
多目的に使えるスペースをつくることで、空間にメリハリが生まれます。
おすすめの間取りアイデアは次のとおりです。
- ・スキップフロアをつくる
- ・玄関を土間にして居住スペースとつなげる
スキップフロアとは、半階層にフロアをつくることであり、「小上がり」などとも呼ばれます。
空間を立体的に見せることができるほか、1階・2階と区切ってしまうよりも、各階につながりを感じられるほかおしゃれな間取りになります。
屋根裏を活用した「ロフト」や、地面よりも少し下がった位置にスペースを設ける「半地下」などもアイデアのひとつです。
スキップフロアはデッドスペースに収納スペースを設けられるため、居住スペースをすっきりとさせられるメリットもあります。
狭小地は居住スペースの確保が重要であるため、時として玄関と居住スペースとをまじ切る扉をつくらない間取りプランが採用されることがあります。
しかし、玄関に入ってすぐに居住スペースとなってしまうため、メリハリを加えるためには土間玄関を採用するとよいでしょう。
土間をリビングルームの一角にするアイデアもおすすめです。
子どもの遊び場や日曜大工をするスペース、園芸を楽しむスペースなど、多目的に使える場所になるでしょう。
ビルトインガレージで収納スペースも確保する
ビルトインガレージは駐車スペースだけではなく、自転車やアウトドアグッズなどの収納スペースにもなります。
玄関や物置スペースの変わりに多目的に収納できるスぺ―スになるため、狭小住宅でおすすめの間取りアイデアです。
ビルトインガレージの本来の役割である、車を雨・風からしのぐことや天候を気にせずに楽々と乗降者できること、防犯上の安全も大きなメリットです。
【インテリア】コンパクトでも快適に暮らせる狭小住宅の工夫

狭小地であっても次の通りにインテリアに工夫をすることで、開放感があり快適に暮らせる空間を演出できます。
- ・入り口からの抜け感を演出する
- ・脚付き家具で床の見える面積を広くとる
- ・カラー効果で開放感を演出する
設計の段階でもインテリアについてしっかりと考えておくと、家具選びもスムーズです。
それぞれどのようなアイデアであるのかを詳しく解説します。
入り口からの抜け感を演出する
インテリアで視覚的な抜け感をつくることで、空間を広く感じられます。
たとえば、LDKから奥へとつづく直線上にソファやテーブルを置かないよう、設計の段階で家具のレイアウトを考えるとよいでしょう。
入り口から最も遠い地点に、家具や雑貨などのアイテムを集中させるのもおすすめです。
これを「フォーカルポイント」と言い、視線が集中するポイントが最も奥の空間であるのを利用したテクニックです。
脚付き家具で床の見える面積を広くとる
狭小住宅に家具を置くと窮屈に感じることがありますが、家具を脚付きのものにすることで、圧迫感を抑えた空間になります。
一般的に、スペースの3分の1に家具を設置するのが理想的です。
18畳のLDKであれば、ダイニングテーブルやチェア、ソファなどを6畳分におさめられればよいですが、スペース的に厳しいケースもあるでしょう。
脚付き家具にすることで床の見える面積が増え、同じ大きさの家具であっても空間を広く感じられます。
なるべく床に物を置かず、ラグも小さいサイズにするのも開放的な空間づくりに効果的です。
カラー効果で開放感を演出する
インテリアのカラーによっても開放感が演出できます。
壁などの大きなスペースには、ホワイトを基調としたカラーのほか無地柄であると、広く明るい空間を演出できます。
先述したフォーカルポイントにアクセントカラーを配置すると視覚がより集まり、奥行き感が生まれます。
色彩のもつ効果も利用し、開放的でおしゃれな空間をつくりましょう。
狭小住宅で失敗しない設計ポイント

狭小住宅の設計時に気を付けたいポイントは次の通りです。
- ・壁や廊下を最小限にする
- ・日当たりを確保する
- ・家事動線をまとめる
- ・収納スペースを確保する
ここからは、プラスする設計アイデアではなく、間取りの構成時に重要なポイントをお伝えします。
住んでみると使い心地が悪かった、住み心地が悪かったなどと家づくりに失敗しないためにも、しっかりと把握しておきましょう。
壁や廊下を最小限にする
限りある床面積から居住スペースを広くとるためには、壁や廊下を最小限にするのがおすすめです。
使用目的ごとに壁で細々と区切るのではなく、多目的に使えるスペースにします。
たとえば、LDKに個室を造りたい場合では、壁ではなく柱やロールスクリーンで対応します。
ほかにも、可動式の収納棚を子ども部屋の間仕切りにすれば、ひとつで二役の活用方法が見出せるほか、子どもが巣立ったあとは広々としたスペースとしても活用可能です。
移動時のみ利用する廊下も極力減らして、居住スペースにしましょう。
日当たりを確保する
狭小住宅を建てることの多い住宅密集地においては、日当たりの確保が重要です。
次の設計アイデアでは、採光・通風のほか、おしゃれな間取りが叶います。
- ・2階リビングにする
- ・リビングに吹き抜けをつくる
- ・大きな窓を設置する
- ・天井を高くする+高窓をとりつける
- ・オープン階段にする
- ・中庭(パティオ)をつくる
家族が長時間過ごすリビングを2階に配置し、窓を大きく高い位置にとりつけることで、よりたくさんの採光を確保できます。
ほかにも、家の中に中庭(パティオ)をつくるなど、さまざまな設計のアイデアで陽光をたっぷりと望める間取りにしましょう。
家事動線をまとめる
狭小住宅に限ったことではありませんが、家事動線を考えて間取りを設計すると、住んだあとの快適性に差が出ます。
キッチンと洗面室、洗濯物の干場、収納場所が近いほど移動距離が短くなり、家事の負担を軽減できます。
可能であれば回遊動線を取り入れると、家族とのすれ違いや足を止めることによるストレスが少なくなり、より快適な住まいになります。
間取りの設計時には、ライフスタイルにあわせて家事動線をシミュレーションするとよいでしょう。
収納スペースを確保する
収納スペースを確保すれば、すっきりとした居住スペースをつくれます。
屋根の形状を活かして設計されたロフトや小屋裏収納のほか、階段下や小上がり下などのデッドスペースを有効活用しましょう。
壁に埋め込み収納を設置するのもひとつのアイデアです。
暮らしていくごとに物が溜まりやすい方は、物を増やさない心がけも重要と言えるでしょう。
まとめ:おしゃれな狭小住宅は空間の活用次第で決まる

建物の大きさが限られるデメリットがある狭小住宅ですが、設計やインテリアの工夫次第では開放的でおしゃれな空間が叶います。
空間に奥行きを感じられる間取りや、外とつながる間取りがおすすめです。
日当たりを確保し、家事動線についてもしっかりとシミュレーションすると、家づくりに失敗しないでしょう。
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