地震に強いハウスメーカーランキング7選【2022】実際に建てた人の口コミも紹介

2022.11.12

注文住宅を建てる際、耐震性の高さを特に重視したいという方は多いのではないでしょうか。
日本は、いつ大規模な揺れが発生してもおかしくない地震大国です。大地震が起こっても少ない被害で済むよう、耐震性の高い家を建てたいものです。

今回は注文住宅の耐震性をテーマに、地震に強いハウスメーカーをランキング形式で解説します。実際にハウスメーカーで家を建てた方の口コミも紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。

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地震に強いハウスメーカーを選ぶ3つの指標

地震に強いハウスメーカーを選ぶ際には、どのようなポイントを見ればよいのでしょうか。1つずつ解説していきます。

耐震等級

地震に強い家の指標として「耐震等級」があります。
耐震等級とは、地震に対する建物の強さを表す数値のこと。耐震等級は1~3まであり、値によって地震に対する強さが異なります。

耐震等級強度の目安
耐震等級1建築基準法で定められた最低限の耐震強度
耐震等級2耐震等級1の1.25倍の耐震強度
耐震等級3耐震等級1の1.5倍の耐震強度

耐震等級3が最高ランクで、もっとも強度に優れます。
一般的な住宅は耐震等級2が多いですが、地震に強いハウスメーカーでは耐震等級3の住まいを扱うところも少なくありません。

また、「長期優良住宅」の認定には耐震等級2以上が必要です。

実大耐震実験の有無

地震に強いハウスメーカーかは、「実大耐震実験」を行っているかどうかでも判断できます。

実大耐震実験とは、過去に起きた地震の揺れを再現し、建物の耐久性を調べるテストのこと。実験の結果は耐震性の高さを示す根拠となるので、地震に強い家を建てるハウスメーカーのなかには実験結果を公表しているところも多いです。

そのため、地震に強いハウスメーカーを選ぶ指標として、実大耐震実験の有無は確認しておきたいところ。
実験結果の情報には実験の内容や様子も含まれているので、チェックしてみましょう。

そのハウスメーカーならではの耐震・免震技術

大手ハウスメーカーの中には、独自の耐震・免震技術を開発しているところがあります。
住宅の基礎や構造部分から素材まで、さまざまな技術が研究・開発され、日々住宅の耐震性能を底上げしています。

独自の耐震・免震技術を持つハウスメーカーは、住宅の耐震性に注力している会社ともいえます。独自技術の内容を確認すると同時に、地震に強いハウスメーカー選びのひとつの指標として覚えておきましょう。

地震に強いハウスメーカーランキング2022

では早速、地震に強い住宅を手がけるハウスメーカーをランキング形式でご紹介します。

今回は耐震等級や実大耐震実験の結果、地震に強い構造を採用しているかなどのポイントをもとに7社ピックアップしました。
また、実際にMINIQUEに寄せられた耐震性の高いハウスメーカーの口コミも参考にしています。

積水ハウス

積水ハウスは、木造住宅と鉄骨住宅の両方で独自の耐震システムを採用しています。

鉄骨住宅に導入された制震構造「シーカス」は、積水ハウスの10年間の研究開発によって生まれたシステムです。シーカスの中心部に組み込まれたダンパーが地震動エネルギーを熱エネルギーに変換して、揺れを吸収。地震時の住宅の変形量を2分の1以下に抑えるなど、震度7クラスの地震や繰り返す余震にも効果を発揮します。

シーカスは、245回の実大耐震実験でその耐震性の高さを証明。国土交通省に優れた制震システムとして認定されました。

耐震等級 3
実大耐震実験 「シーカス」で245回の耐震実験を実施。阪神淡路大震災の約10倍の揺れでも倒壊せず。
耐震・免震技術 軽量鉄骨用制震システム「シーカス」
重量鉄骨用耐震構造「フレキシブルβシステム」
木造用耐震構造「MJ(メタルジョイント)接合システム」「基礎ダイレクトジョイント」

積水ハウスを耐震性で選んだ人の口コミ

うちは耐震等級も高度ですし、基本性能が良く安全性の高い家なので、地震警報や台風が来るニュースを見ても、「この家だったら大丈夫」と思えるんです。そういう点でも、ちゃんとしたところで家を作っておいてよかったなと思います。(t_home117さん)

https://minique.info/rev/317/

しっかり比較した結果、外壁と耐震性がいいと思い決めました。耐震性でもう1社と最後まで悩みましたが、大手で実績豊富、もし地震等の災害が起こっても安心できると思って決めました。(minitlatteさん)

https://minique.info/rev/955/

耐震性も決め手となった点。どの会社でも最上ランクの耐震等級3を謳っていますが、積水ハウスはさらにワンランク上の耐震等級でした。また、工場見学で構造体を見ることができたので安心しました。東日本大震災後のサービスの良さも聞いていたので、お任せできました。(chiyachiyan21さん)

https://minique.info/rev/1373/

決め手は垂れ壁や耐力壁が少なくても対応できる技術力と高い天井です。積水ハウスは大きな図面変更の度に構造計算をしてくれたので耐震性に対する不安もなし。他社は似たような構造でも耐震等級を取得していないところもあったので、なおさら積水ハウスの対応は好印象でした。(mocat.sekisuiさん)

https://minique.info/rev/1565/

セキスイハイム

セキスイハイムの住宅は、独自開発の「ボックスラーメン構造」「複合型・地震吸収システムGAIASS」の2つの技術によって高い耐震性を誇ります。

「ボックスラーメン構造」は柱と梁を「溶接」で接合し一体化し、高強度のユニットを作成。この高強度ユニットを上下左右に組み上げてさらに一体化させることで、強い揺れが加わっても安定する構造を実現しました。

また「GAIASS」は「粘り抵抗型」と「強度抵抗型」の2種類の構造を組み合わせた耐震システムです。粘り抵抗型の構造が揺れを吸収し、強度抵抗型の耐力壁でさらに揺れを軽減します。

セキスイハイムはこうした高い耐震技術により、地震に強いハウスメーカーの中では珍しく制震装置を設置していません。制震装置が必要ないくらいの耐震性能は魅力ですね。

耐震等級 3
実大耐震実験 過去の大地震の振動周期を再現し250回以上実施。2階建て、3階建てともに倒壊なし。
耐震・免震技術 ボックスラーメン構造
複合型・地震吸収システムGAIASS

セキスイハイムを耐震性で選んだ人の口コミ

セキスイハイムさんでは耐震等級「3」と等級の中ではもっとも頑丈なレベルの家が建てられるので、しっかりした地盤の上に丈夫な家を建てる、という私たちの希望がかなったかたちです。等級を上げると費用も増えてしまうのですが、安心には代えられないのでその点は納得して決めました。(ohagi26_さん)

https://minique.info/rev/1356/

セキスイハイムさんにした決め手は耐震性です。自分が技術職なので、基礎や外壁の材質がしっかりしていることは安心できましたし、魅力的な部分でもありました。(yonachankeさん)

https://minique.info/rev/1245/

セキスイハイムにした一番の決め手は災害に強いことと60年保証です。特に構造躯体については地震が起こっても過ごせるくらい頑丈な家にしたかったので魅力的でした。太陽光もあるので被災しても自給自足できるというのも大きな安心感に。(nyarumamさん)

https://minique.info/rev/1271/

中でもセキスイハイムにした決め手は地震に強い構造躯体。気密性はある程度重視していましたが、最後まで検討していた一社の工場見学で体験した部屋の気密性が高すぎて、息苦しいと感じてしまいました。その経験から、機密性はそこまで必要なく、耐震性に優れているほうがいいと思いました。営業さんはこちらの細かい要望を叶えるため、何度も間取りを書き直してくれました。(keimyhomeさん)

https://minique.info/rev/885/

へーベルハウス

ヘーベルハウスは、商品プランに合わせた独自の耐震・制震システムで地震に強い住宅を実現しています。

へーベルハウスの鉄骨住宅に採用されているダンパー「サイレス」は、高層ビルに使われているオイルダンパーを住宅用にカスタマイズしたもの。大地震から中小規模の地震まで対応し、躯体にかかる負担を軽減します。

また構造では、商品プランに合わせて「ハイパワード制震ALC構造」と「重鉄制震・デュアルテックラーメン構造」の2種類を導入。強固な構造に制震システムを搭載することで、巨大地震波を12回連続で加えても持ちこたえる耐震性の強さを実現しました。

耐震等級 3
実大耐震実験 2002年より巨大地震波を加える実験を開始。大きな破損や倒壊なし。
耐震・免震技術 制震ダンパー「サイレス」
ハイパワード制震ALC構造
重鉄制震・デュアルテックラーメン構造

へーベルハウスを耐震性で選んだ人の口コミ

私たちの希望は「丈夫で安心できる家」。ここ広島県では、数年前に豪雨による大規模な土砂災害が発生し、私たちもその被害を目の当たりにしました。そのため家を建てるなら災害に強い造りにしたいと思っていたんです。その点へーベルハウスさんの家は、自由設計かつ鉄骨造で耐久性が高いのが特徴なので、自分たちの好みを反映させつつ丈夫な家が建てられると感じました。(ohii1781さん)

https://minique.info/rev/1928/

一条工務店

一条工務店は、MINIQUEの口コミでもしばしば住宅性能の高さが挙げられるハウスメーカーです。
地震だけでなく、台風などあらゆる自然災害に負けない優れた耐久性が強みでもあります。

一条工務店の家は、壁・床・天井を結びつけた箱型の「ツインモノコック構造」で建てられています。ツインモノコック構造は、地震の揺れを軸(点)ではなく面で受け止めるので歪みにくいというメリットがあります。

さらに一条工務店は、面と面をつなぐ「釘」は耐震性能に直結すると考え、通常より1.5倍長い釘を基準の2倍の量打ち、強固な耐震構造を実現。
また、自社グループ工場で建材の80%を生産し、安定した品質の住まいを提供しています。

耐震等級 3
実大耐震実験 2年間で253回の実験を実施。(全モデル対象)実験後も住宅性能の維持を確認。
耐震・免震技術 ツインモノコック構造

一条工務店を耐震性で選んだ人の口コミ

一条工務店さんの家は、耐震性や高断熱・高気密など、性能面に関しては本当に優れていると思います。(raggapieroさん)

https://minique.info/rev/2388/

宿泊体験に訪れた一条工務店さんの家で、まさかの大地震に遭遇! しかし震度6弱の大きな揺れにもかかわらず、3歳の娘が平然と家の中で立っていられた姿を見て、一条工務店さんの家の性能を実感しました。(raggapieroさん)

https://minique.info/rev/2388/

パナソニックホームズ

パナソニックホームズは、4種類の強固な構造とシステムで耐震性の高さを実現するハウスメーカーです。

パナソニックホームズの「制震鉄骨軸組構造(HS構法)」は、高層ビルに採用されている制震技術を住宅用に開発したもの。高耐力フレームを搭載し、阪神・淡路大震災の4.3倍のエネルギー量でも耐える強さを誇ります。

また「大型パネル構造」は床・外壁・屋根の面を一体化させ強固なブロック体にする、いわゆるモノコック構造です。地震や台風といった自然災害にも負けない頑丈さで、新幹線や飛行機にも使われています。

耐震等級 3
実大耐震実験 阪神・淡路大震災の4.3倍の揺れを140回実施。倒壊や大きな破損なし。
耐震・免震技術 制震鉄骨軸組構造(HS構法)
重量鉄骨ラーメン構造(NS構法)
大型パネル構造(F構法)
制震重鉄ハイブリッド構造(HS構法)

パナソニックホームズを耐震性で選んだ人の口コミ

パナソニックホームズさんの家は性能面を重視したつくりなので、耐震性の高さや気密性・断熱性など、本当にしっかりしているなあと実感しています。(匿名さん)

https://minique.info/rev/3007/

パナソニックさんは耐震性や断熱性、日光と雨で汚れを落とす外壁材「キラテックタイル」など、どれをとっても高性能かつ耐久性があることが魅力的でした。(pana_tanukiさん)

https://minique.info/rev/625/

三井ホーム

三井ホームは、さまざまな独自技術で高い耐震性を実現するハウスメーカーです。

三井ホームの家は、通常のベタ基礎よりも鉄筋量を2倍に増やした超剛性ベタ基礎「マットスラブ」を採用。さらに床は三角形を組み合わせたトラス構造で地震の負荷による変形を防ぎます。

また外壁は、下地にモルタルよりも頑丈な「スーパーファインクリート」を使用した「BSウォール」を導入。ハイレベルな耐衝撃性を実現しました。

ほかにも独自の屋根パネルなど、数々の耐震技術で地震に負けない家づくりを行っています。

耐震等級 3
実大耐震実験 2階建てでは震度7の揺れを連続60回加振。3階建てでは震度7を連続29回加振。倒壊や大きな破損なし。
耐震・免震技術 基礎「マットスラブ」
床「トラスフロア」
屋根「ダブルシールドパネル」
壁「ブロック・アンド・シームレスウォール」

三井ホームを耐震性で選んだ人の口コミ

家づくりで重視していたのは耐震性。いつきてもおかしくない首都直下地震が怖くて、耐震性に不安がある家だけは住みたくなかったんです。三井ホームさんは、震度7の揺れに60回耐えたというCMを見たことがあったので安心しました。(yk_moon526さん)

https://minique.info/rev/573/

設計の自由度が高そうな工務店がいいかなと思っていましたが、主人が耐震性を重視していたのでハウスメーカーで検討することに。三井ホームさんは「震度7に60回耐えた」というCMを見たこともあり、安心できると思ってお願いしました。(poporasu.sanさん)

https://minique.info/rev/564/

ミサワホーム

ミサワホームは、独自開発の制震装置「MGEO」が有名です。

「MGEO」は、壁の内部にテコの原理を応用した独自システムと制震ダンパーを組み合わせ、建物全体の変形を防ぐ装置です。一度地震エネルギーをテコの原理で増大させることで、効果的に制震ダンパーを作動させるというユニークな仕組みが話題になりました。
「MGEO」は揺れを効率良く減衰させ、地震エネルギーを約50%軽減させることがわかっています。

実大耐震実験では、阪神・淡路大震災の2倍レベルの揺れを13回連続で与えても、構造や内装に目立った破損はありませんでした。「MGEO」の制震効果は、東日本大震災でも立証されています。

耐震等級 3
実大耐震実験 巨大地震の揺れを合計39回加振。構造や内装に大きな破損なし。
耐震・免震技術 制震装置「MGEO」

ミサワホームを耐震性で選んだ人の口コミ

決め手は設計の提案力と耐震性です。私の住むエリアは数年以内に地震が起こる可能性があるので、震度7に耐えた頑丈な躯体はとても魅力的でした。(cheru_no_ieさん)

https://minique.info/rev/1368/

地震に強い家を建てるには、地盤の強さも重要

地震に強い家を建てるには、技術力のあるハウスメーカーを選ぶことも重要ですが、建築予定地の地盤の強さも大切です。

MINIQUEがインタビューしたオーナーの中には、実際に地盤の弱さによって家が倒壊したという方もいらっしゃいました。

実は私、災害で家が倒壊した経験があるんです。それもあって丈夫な家がいいと考えていたので、建物はもちろんですが、まず地盤のしっかりした土地を選びたいと考えていました。(hf.mtcn.homeさん)

https://minique.info/rev/1674/

地盤がやわらかい土地は、災害が起こった際に沈下や液状化が起こる危険性があります。
耐震技術と同じくらい、地盤強度にも注視するハウスメーカーを選ぶようにしましょう。

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まとめ

「地震に強い家」をうたうハウスメーカーや工務店は多くあります。なにをもって地震に強いというのか、その耐震性の根拠となる技術や等級、実大実験の有無をしっかり確認しておくと、建てた後のミスマッチが少なく済みます。
地震に強いハウスメーカーをお探しの方に、今回の記事が参考になれば幸いです。

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