注文住宅は値引き交渉できる?タイミングや注意点など交渉のコツを紹介

2022.11.17

一生の中で最も大きい買い物であろうマイホーム。「せっかくなら注文住宅にしたいけど金額が気になる」と不安を抱いている人も多いでしょう。

できることなら、費用を抑えて家を建てたいですよね。
注文住宅でも値引きできますが、注意点を押さえておくことが必要です。

そこで今回の記事では、注文住宅の値引き交渉での注意点やコツをご紹介します。

注文住宅の値引きは可能!だが難しい

注文住宅でも値引きはできるものの、簡単にできるものではありません。

値引きは売れ残っているものを売り切るために行います。そのため建売住宅であれば、売れ残り期間が長ければ値引きされやすくなります。

注文住宅は完全オーダーメイドでゼロから設計するため、それに合わせて建材・設備を用意します。そのため「売れ残る」ということがありません。
売れ残るリスクのない注文住宅は値引きをする理由がないのです。

それでも値引きに応じる場合もあるのは、何かしらの理由があるからです。その理由をちゃんと把握しましょう。

無理な値引きは質が下がる可能性も

安易に無理な値引きをすると、家そのものの品質が下がるかもしれません。
値引きした分、建材や設備の品質を下げたり、工期を短くして人件費を削減するなどといった対応になる可能性があります。

そうは言っても品質を変えず、条件によって値引きをしてくれる住宅会社はたくさんあります。

値引きが受け入れらたら、なぜその金額が値引かれるのか、値引きによる仕様変更がないかなど確認しましょう。

「値引きはしない」と決めている住宅会社もある

住宅会社によって「値引きはしない」と決められているところがあります。有名なところでは一条工務店や富士住建などがあげられます。

値引きを期待したい場合は、その会社が値引きに応じてくれるか口コミなどをチェックしてみてください。

注文住宅の値引き率の相場は?

工務店の値引き率の相場は最大でも3%と言われています。広告費などを少なくし、最初から原価に近い金額を提示されていることが多いため、大きく値引きすることは難しいのです。
また地域密着型の場合、人によって値引率を変えると悪評になる可能性があります。
値引きは端数を引く程度に終わることが多く、3%値引きできれば成功と言えるでしょう。

対してハウスメーカーの値引き率の相場は3〜8%。広告宣伝費等をかけている会社であれば特に、その費用が上乗せされているので余裕があります。ハウスメーカーによっては最大10%のところもあります。

値引き交渉を成功させるコツ・注意点

前述した点と交渉のコツや注意点を踏まえて、値引き交渉を進めていきましょう。

【値引き交渉のコツと注意点】

  • ・値引き交渉は契約直前に
  • ・複数の会社から見積もりを取っておく
  • ・無理な値引き交渉はしない

値引き交渉のタイミングは契約直前

値引き交渉は「契約直前」のタイミングに行うのがポイントです。

早い段階でしてしまうと、その金額に見合った品質の設備・建材にされてしまうことがあります。
契約直前であれば、既に間取り・仕様・設備が具体的になっているので、品質を大きく下げられてしまうリスクを避けられます。

また、プランが具体的に決まっていない段階で行っても、値引き後の金額に追加費用がかかるリスクもあります。

あらかじめ予算を伝え、おおよそのプランを決めて購入の意思があることを示すと、値引きしてもらえる可能性は上がります。
細かい部分の見積もりまで出ていれば、値引き交渉をしたからといって品質が大きく下がってしまう心配もなくなります。

当初から絶対的な予算を提示していたこともあり、紹介割とか関係なく値引きしてもらえました。打ち合わせ中にはみ出た400万円についてどうにかならないとお話ししたら値引きしてくれました。話したタイミングは成約前でしたね。

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複数のハウスメーカーに見積もりを依頼する

見積もりは必ず複数社に依頼しましょう。注文住宅は同じ条件を提示しても、会社によって大きく差が出ることがあります。
競合他社の存在を知らせることで、値引き交渉に応じてくれる可能性は高まります。

自分たちの希望の家の相場がどのくらいなのか、ということを知るにも複数社からの見積もりがおすすめです。

見積もり段階で的を絞ることも値引き交渉には欠かせない要素です。住宅会社は次のように絞っていきます。

  1. 1.資料取り寄せやモデルハウスに行って気になる住宅会社を6,8社を検討
  2. 2.気に入った3,4社に見積もり依頼(同じ条件でも最大で1割ほど価格に差が出ます)
  3. 3.第一希望、第二希望を決める

この会社にしようかな…と思っている場合でもあえて、競合がいることを伝えることで、値引き交渉しやすくなります。

無理な値引き交渉はしない

まず、大前提に値引き交渉は絶対に成功するとは限らないことを覚えておいてください。
成功すると思って高圧的な態度で交渉すると関係性悪化だけでなく、最悪の場合には契約打ち切りになることも。

力ずくでの交渉によって手抜き工事につながり、せっかくのマイホームが欠陥住宅になってしまう可能性もあります。

値引きは床面積の大きさやオプション、設備によって金額が変わってきます。
例えば、友人が同じ住宅会社で100万円値引きできたからといって自分も同じだけできるとは限らないので注意しましょう。

値引き交渉をせずにコストを抑える方法

値引き交渉のコツをご紹介してきましたが、そういった交渉をするのが苦手な人もいるかと思います。
そこで、値引き交渉をせずともコストを抑えて注文住宅を建てる方法をご紹介します。

キャンペーンを利用する

住宅会社によってはキャンペーンを行うところもあります。これを活用すると安くなる可能性あり。
キャンペーンによる値引きは家の品質を損なうようなことはないので、適正価格よりも安くなりながらも品質を保つことができて安心です。

契約前、営業さんに勧められてトヨタホームの住宅新築資金キャンペーンに応募したんです。当選することはそうそうないし「もし当選したらうちで建ててください」と冗談混じりに話していたら、なんと当選。

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ハウスメーカーで家を建てようか考えていた時に、ちょうどセキスイハイム東海が580万円ドリームキャンペーンをしていたんです。2ヶ月に1度くらいにしている企画で、展示場の家具を580万円で全部譲るというもの。

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決算前にキャンペーンを行う住宅会社も多区あります。気になる会社の決算期を見てその時期にキャンペーンが行われているか確認し、行っていれば再度キャンペーンが行われそうなタイミングを見計らってチェックするのも一つの利用方法です。

友達からの紹介キャンペーンなど期間関係なく安くなるキャンペーンもあります。

応募型のキャンペーンやキャンペーンプラン住宅など、キャンペーンの内容も各社さまざまなものを用意しているので、気になる会社はぜひこういった情報がないか調べてみましょう。

モニター制度などを活用する

住宅会社によってはモニター制度を行なっているところもあります。こちらも通常価格よりも安く家を建てることができます。

モニター制度は、施工中の家の写真を営業資料として提供したり、完成見学会に協力したりなど、住宅会社の広告宣伝に活用することを了承した場合に活用できます。

上記を行うために一定の期間を有するため、入居までの期間に余裕が持てる人が向いていると言えるでしょう。

設計プランやオプションを見直す

コストを抑えるには間取りや設計を工夫することが欠かせません。シンプルなデザインにしたり、部屋数を少なくするといったことも検討する必要があります。

部屋数や収納スペースを増やすとで壁材やドア、クロスなどのコストがかかってしまいます。必要以上のものを作らないことがコストダウンの鉄則です。

プランやオプション調整によるコストカットは適した家にするためのものなので、削るにも正当な理由となります。そのため、値引き交渉の懸念事項である家の品質を損なうリスクはありません。

注文住宅の見積もりは項目がとても多いですが、面倒でも細かくチェックしてしましょう。

不要なものを省くだけで十数万円単位で安くすることも可能です。ただし、やみくもに削って後悔しなように、必要なものやどうしてもやりたいことは明確にしておきましょう。

値段だけでハウスメーカーを決めない

最も重要なのは値引き価格だけで住宅会社を決めないことです。金額だけでなくプランや設備の内容もよく見るようにしましょう。

入居してからの住み心地や品質、メーカー対応などトータルで判断してください。

直接やりとりする営業担当者との相性もとても大切です。相性が良くなければスムーズに話が進まなかったり、イメージが伝わらなくて時間を要するなど苦労が絶えなくなったりすることがあります。

家づくりに取り掛かるなら、まずは家族の中で費用、機能、暮らしやすさなど、家に対する優先順位をハッキリさせておくといいと思います。
住宅会社によっては時期ごとにお得なキャンペーンなどを展開しているところもありますが、値引きや特典などに踊らされず、自分たちにとって何が一番大切なのかを基準に考えて進めることが重要です。

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まとめ

注文住宅はコツさえ掴めば値引き交渉は可能です。しかし、タイミングを間違えると結局高いものになってしまったり、交渉方法を間違えてせっかくのマイホームが欠陥住宅になることも。

そうならないためにも今回ご紹介したことを参考にしてみてくださいね。
また、値引き交渉が難しい場合はそれ以外の方法でコストダウンできないかを検討していきましょう。

注文住宅の家づくりは、予算内で理想の家を建てることが大切です。値引きにあまりとらわれず、自分に合った住宅会社を見つけて良い家づくりをしてください。