土地

その土地、大丈夫? 地盤調査と改良工事【応用編】

公開日 2019/04/23(火)

更新日 2019/04/23(火)

この記事のポイント

  • 土地によっては家を建てる前に地盤改良工事が必要
  • 工事費用だけで業者を選ばず、確かな実績のあるところへ
  • 地盤調査のセカンドオピニオンで改良工事が不要になることも

土地によっては家を建てる前に地盤改良工事が必要

改良工事が必要かどうかは地耐力や周辺情報で決まる

家を建てる際には、まず土地の地盤調査が行われます。その結果によっては土地の改良工事が必要となり、土地の状態次第で工事の内容や期間、費用なども異なります。
地盤の改良工事が必要かどうかの判断は、地盤がどれ程の負荷に耐えられるかなどの地耐力と、敷地とその周辺がどのように形成されているかといった複合的な情報によって決まります。

地盤調査は土地契約後でないとできない!

地盤調査は家の構造(重さ)に土地が耐えられるかどうかを調べるため、土地購入の契約後、家の設計が決まってから行われます。契約後に改良工事の必要性など土地の実情を知ることになるので、土地探しおよび契約は慎重に進める必要があります。
土地契約の前にハザードマップや土地の来歴などを参考にし、なるべく地盤情報を集めておきましょう。

改良工事の費用も考えておこう

改良工事にかかる費用はだいたい50~200万円といわれており、工事内容や土地の広さによって大きく異なります。この費用を失念しているとマイホーム計画に影響する可能性もあるので、総予算の中に組み込むのを忘れずに。
また、地盤については地元の工務店やハウスメーカーが前例を知っていることもあるので、事前に相談してみるのもいいでしょう。

格言

工事費用だけで業者を選ばず、確かな実績のあるところへ

地盤改良工事は家そのものをつくる工事とは違い、目に見えない部分への施工となります。そのため何か問題があっても表面化しにくく、工事業者によっては施工不良も起こりやすいのが難点です。
工事を依頼する際は費用の安さや工事期間の短さだけでなく、施工業者の経験や実績、誠実な対応などを踏まえたうえでお願いするようにしましょう。

合わせて知っておきたい豆知識

地盤調査のセカンドオピニオンで改良工事が不要になることも

地盤改良工事が必要となる土地は3件に1件の割合

地盤調査によって「十分な地耐力がない」という結果が出るのは、地域によって異なるものの全国平均でおよそ3件に1件の割合です。とはいえ、ほとんどの場合は改良工事を行えば問題なく家を建てられます。
改良工事には建築費とは別の費用がかかるので戸惑う人も多いのですが、安心・安全な家づくりに欠かせないものと理解しておきましょう。

第三者による調査で工事の必要性や工法の確認ができる

地盤調査や改良工事はそれぞれ専門の工事業社が行いますが、地盤は依頼者にとって専門的でわかりにくいため、業社に言われるまま不必要な改良工事を行ってしまうケースもあります。こういったトラブルを防ぐために活用されるのが、地盤調査のセカンドオピニオンです。
第三者の調査によって、工事の必要性や工法の適切性などを確認できます。

立地や家の構造によっては「地盤保証」も検討の価値あり

「地盤保証」とは、調査会社や地盤業者が行った調査・工事に対して、その物件が沈下などで損壊したときに建物や地盤の修復を約束するものです。保証期間や修復費用、保険金額などは請負会社、契約条件によって異なります。
土地の場所や建てようとしている家の構造(重量)によっては、こういった保証制度を検討するのもいいでしょう。

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